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斑鳩三塔とは!?

斑鳩三塔

奈良県生駒郡斑鳩町(いかるがちょう)にある法隆寺・五重塔(現存世界最古の木造五重塔で国宝)、法起寺・三重塔(三重塔としては日本最古で、国宝)、法輪寺・三重塔(昭和50年の再建)という聖徳太子とその一族ゆかりの仏塔が、斑鳩三塔(いかるがさんとう)です。

法隆寺・五重塔

所在地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
建立:天智天皇9年(670年)の火災による焼失後に再建
塔高:31.5m
概要:法隆寺西院伽藍にある現存する日本最古の国宝五重塔
「耐震設計の教科書」などといわれるほど、地震に強い構造
「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界文化遺産に登録

法隆寺・五重塔

基壇からの高さ31.5mで、現存する日本最古の国宝五重塔が法隆寺西院伽藍の五重塔。五重塔の原形はインドのストゥーパーといわれ、本来は釈迦の遺骨を奉安するためのもの。中国で楼閣スタイルとなって仏教建築として日本に伝えられました。建築年は定かで

法起寺・三重塔

所在地:奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
建立:慶雲3年(706年)頃
塔高:23.9m
概要:三重塔としては日本最古で国宝(創建当時の建築で現存するものは、三重塔のみ)
「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界文化遺産に登録

法起寺・三重塔

法起寺は、天平時代の記録に池後尼寺とあることから、もともとは尼寺として創建されたことがわかっています。伽藍配置は、塔を東に、金堂(現在の聖天堂の場所にあった)を西に配したもので、法隆寺西院伽藍とは逆の配置となっています。国宝に指定された三重

法輪寺・三重塔

所在地:奈良県生駒郡斑鳩町三井1570
建立:昭和50年(再建)
塔高:24m
概要:創建当初の三重塔は、昭和19年7月21日に落雷で焼失
住職・井ノ上慶覚(いのうえけいがく)、作家・幸田文(こうだあや=幸田露伴の次女)の尽力で再建

法輪寺・三重塔

奈良県生駒郡斑鳩町三井にある聖徳宗の古刹、法輪寺。法隆寺東院の北方に位置し、聖徳太子の病気平癒を願った山背大兄王(やましろのおおえのおう)の創建と伝えられる寺で、遠方からも眺められる法輪寺・三重塔は斑鳩三塔(いかるがさんとう)にも数えられる

斑鳩三塔とは!?
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国宝・五重塔 全9塔完全ガイド

下層から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、虚空(宝珠)を意味する5層の屋根からなる五重塔。まさに仏教的な宇宙観を表すタワー(塔)で、そそり立つ姿は宇宙との交信タワーとも思われます。世界最古の木造五重塔の法隆寺・五重塔を筆頭に、

国宝・三重塔 全13塔完全ガイド

釈迦の舎利(遺骨)を収める仏塔のひとつが三重塔。仏教の世界観である涅槃の境地を象徴するストゥーパ(サンスクリット語: stūpa)に由来し、インドから中国に伝わって「卒塔婆」という字が当てられ、楼閣建築の形式が取り入れられて高層化。日本国内

 

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