奄美十景とは!?
昭和21年、米軍統治下の奄美大島・旧名瀬市で創刊され、奄美群島の主読新聞になっているのが南海日日新聞。地方文化の復権、奄美学の興隆を背景に、昭和57年に南海日日新聞が公募、選定したのが奄美十景(あまみじっけい)。奄美大島…
昭和21年、米軍統治下の奄美大島・旧名瀬市で創刊され、奄美群島の主読新聞になっているのが南海日日新聞。地方文化の復権、奄美学の興隆を背景に、昭和57年に南海日日新聞が公募、選定したのが奄美十景(あまみじっけい)。奄美大島…
日本三景に数えられる宮津湾を横切る全長3.6kmの砂州が天橋立。東西南北の山上から一望にするのが、天橋立四大観。股のぞき観と呼ばれる股のぞき発祥の傘松公園からだと、「斜め一文字」に砂州が伸び、飛龍観は垂直に、雪舟観と一字…
寛永20年(1643年)に刊行された林春斎(はやししゅんさい/林羅山の三男・林鵞峰)の『日本国事跡考』の陸奥国のくだりで、松島、丹後・天橋立、安芸・宮島(原文は厳島)を卓越した三つの景観(原文は「三處奇觀」)としたのが、…
明治6年1月15日の太政官布達第16号「公園設置ニ付地所選択ノ件」で東京府に誕生した5ヶ所の公園が近代における日本最初の公園。浅草公園(浅草寺)、上野公園(現・上野恩賜公園/寛永寺)、芝公園(増上寺)、深川公園(富岡八幡…
江戸市中の武家屋敷や商家に上水を供給した神田上水の源流、井の頭池(三鷹市)、周辺の田畑を潤した善福寺池(杉並区)、三宝寺池(練馬区)が、武蔵野三大湧水池。現在は地下水をポンプアップしていますが、かつては武蔵野台地の縁、武…
若き日の渋沢栄一に大いに影響を与えた尾高惇忠(おだかあつただ)は、渋沢栄一の従兄弟(いとこ)で、義理の兄。富岡製糸場の初代場長をも務めています。深谷市には生家が現存し、尾高惇忠、渋沢栄一らが高崎城乗っ取り計画を謀議したと…
奈良県橿原市(かしはらし)にある香具山(かぐやま=天香具山/152m)、畝傍山(うねびやま/198.5m)、耳成山(みみなしやま/139.3m)が大和三山で三角形を形成する中心に日本で初めての本格的な都として築かれた藤原…
京都三熊野は、新熊野神社 (いまくまのじんじゃ=熊野本宮大社)、熊野神社(=熊野速玉大社)、熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ=熊野那智大社)の3社。阿弥陀如来(本宮)は来世の救済、薬師如来(新宮)は過去の救済、…
「侘び寂び」の千利休、「へいげもの」の古田織部、「綺麗さび」の小堀遠州が俗にいう三大茶人。信長、秀吉、家康と関わりながら、三千家の祖となった千利休、茶道織部流の祖の古田織部、そのふたりを受け継いだ遠州流茶道の祖、小堀遠州…
琵琶湖の東、湖東にある天台宗の名刹、3ヶ寺が湖東三山。もともとは湖東五山でしたが応仁の乱や織田信長の焼き討ちで他の2ヶ寺が衰退し(敏満寺は廃寺に、大覚寺は復興)、湖東三山になったもの。共通するのは、文化財の豊富さ、関西屈…
四天王とは、東の持国天、南の増長天、西の広目天、北の多聞天という具合に仏法僧を守護している四神のこと。転じて徳川四天王は、仏法守護の四神のように、徳川家康を守り、徳川幕府を開くまでに尽力した酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、…
山梨県甲府市にある、武田信玄が、鎌倉五山、京都五山などの禅宗(臨済宗)の五山制度に倣い、甲府に定めた5ヶ寺の禅宗寺院が甲府五山。武田信玄の母・大井夫人の菩提寺である長禅寺を筆頭に、能成寺、東光寺、円光院、法泉寺の五山(5…
戦国時代、天下統一へと導いた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は、ともに愛知県出身で、名古屋ゆかりということで、地元・名古屋を中心に三英傑(さんえいけつ)と呼ばれています。そのうち、信長、秀吉は尾張国(愛知県西部)、家康は岡崎…
豊臣政権を支えた徳川家康、前田利家、毛利輝元、上杉景勝、宇喜多秀家という5人の大大名(だいだいみょう=10万石以上の大名)が五大老。実務は浅野長政、石田三成などの五奉行が行なったので、五大老は秀頼が成人して政務を司るまで…
施釉陶器(せゆうとうき)の瀬戸焼(愛知県瀬戸市)と釉薬をかけず高温で焼成した焼締陶器(やきしめとうき)の常滑焼(とこなめやき/愛知県常滑市)、越前焼(福井県越前町)、信楽焼(しがらきやき/滋賀県甲賀市)、丹波焼(たんばや…
富士山の北麓に広がる5つの湖が富士五湖。世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産になっている湖で、東から、山中湖(やまなかこ)、河口湖(かわぐちこ)、西湖(さいこ)、精進湖(しょうじこ)、本栖湖(もとすこ…
仁科(にしな)とは長野県大町市から安曇野(あずみの)にかけての総称で、古代、この地を領有した仁科氏(垂仁天皇の弟・仁品王が祖という)に由来する地名。大町市の北部にある青木湖、中綱湖、木崎湖の3つの湖が仁科三湖で、「思索の…
新春、日本全国で行なわれる七福神めぐり。そもそも七福神とはいったい何なのか? 七福神という7つの神様のうち、日本の神様は実はひとり。残りは、インド(古代インド)と中国の神様なのです。弁才天なのか、はたまた弁財天なのかと、…