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小松市立博物館

小松市立博物館

石川県小松市、芦城公園(ろじょうこうえん=小松城三ノ丸跡)にあるミュージアムが小松市立博物館。昭和33年、石川県で第一号の登録博物館として開館した歴史ある博物館。人文・自然科学資料を収蔵する総合博物館で、小松城や北前船、九谷焼、「こまつの石」などの人文資料を中心に常設展示しています。

石材文化を紹介する「こまつの石」にも注目

平成28年には「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」が日本遺産に認定されたことに合わせ、「こまつの石」の常設展示では、古代の古墳の石室から近世の小松城の石垣など多様に使われた観音下石、滝ヶ原石、九谷焼の原料となる陶石、さらには小松市内にあった加賀の近代を支えた遊泉寺銅山、尾小屋鉱山などを紹介しています。

芦城公園内には、小松市立博物館の分館として、小松市立本陣記念美術館、小松市立宮本三郎美術館、小松市立錦窯展示館があります。

ちなみに、小松城の本丸櫓台石垣は石川県立小松高等学校グランド西側に現存しています。

小松市立博物館
名称 小松市立博物館/こまつしりつはくぶつかん
所在地 石川県小松市丸の内公園町19
関連HP 小松市立博物館公式ホームページ
電車・バスで JR小松駅から徒歩15分
ドライブで 北陸自動車道小松ICから約4km
問い合わせ 小松市立博物館 TEL:0761-22-0714
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

滝ヶ原石切り場

石川県小松市は、滝ヶ原石、日華石を産する「石の里」。滝ヶ原石を産した滝ヶ原地区(小松市滝ケ原町)には、アーチ型石橋も5橋が現存し、石を切り出した滝ヶ原石切り場の見学も可能です。日本遺産『「珠玉と歩む物語」小松〜時の流れの中で磨き上げた石の文

観音下石切り場

石川県小松市観音下町、大正初期から始まり、現在も掘削が行なわれる日華石(浮石質凝灰岩)の石切り場が、観音下石切り場(かながそいしきりば)。高さ50m以上という採石場の石壁が圧巻です。国会議事堂や甲子園ホテル、旧前田侯爵邸など、全国の近代建築

鵜川石切り場

石川県小松市立明寺町、ハニベ巌窟院(はにべがんくついん)近くにあるのが鵜川石切り場。飛鳥時代の河田山古墳(飛鳥時代)の石室から近世の小松城の石垣、そして近代建築にも使われる角礫凝灰岩石材の石切り場の跡で、水が溜まった洞内は、「青の洞窟」のよ

滝ヶ原アーチ石橋群

石川県小松市滝ケ原町、滝ヶ原石切り場(現役で稼働する本山丁場、滝谷口大滝丁場跡、西山丁場跡)のある滝ヶ原地区は、建築や墓石、寺社石造物に使われる滝ヶ原石の産地ですが、滝ヶ原石を使用し、明治時代後期から昭和初期に架橋された5つの石橋が現存し、

遊泉寺銅山ものがたりパーク

石川県小松市鵜川町にある安永元年(1772年)に創業し、大正9年に閉山した遊泉寺銅山(ゆうせんじどうざん)の跡地を利用したのが遊泉寺銅山ものがたりパーク。世界的建設機械メーカーのコマツ(小松製作所)も遊泉寺銅山の鉱山機械製造として創業し

尾小屋鉱山資料館

石川県小松市尾小屋町、尾小屋鉱山阿手坂社宅跡に昭和59年に開館した尾小屋鉱山の歴史を紹介する県立の資料館が尾小屋鉱山資料館。昔の坑道を利用した「マインロード」が併設されています。尾小屋鉱山は、明治13年の本格的な採掘開始から昭和37年の閉山

 

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