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盛駅

岩手県大船渡市盛町、三陸鉄道リアス線、貨物専門の岩手開発鉄道、大船渡線BRTの駅が、盛駅(さかりえき)。昭和10年9月29日、鉄道省大船渡線の駅として開業した歴史ある駅で、鉄道路線の大船渡線は東日本大震災で被災し、BRT(バス高速輸送システム)として復旧しています。

鉄道(三陸鉄道リアス線)とBRTが共存する駅

碁石海岸・穴通し磯をイメージしたルーバー状のひさしも
左が1番線、右が2番線(大船渡BRT)

駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で、駅舎に近い単式ホームの1番線がJR大船渡線BRT降車用、島式ホームの2番線がJR大船渡線BRT乗車用、3番線が三陸鉄道リアス線。
かつての大船渡線の軌道跡をBRT(バス高速輸送システム)の専用道としているため(小友駅から気仙沼駅までは一般道を走行する部分が大半)、鉄道(三陸鉄道リアス線)とBRT(バス高速輸送システム)が共存という珍しいスタイルの駅構造になっています(気仙沼駅も同様です)。
盛駅の北側には三陸鉄道の車庫があり、鉄道ファンには注目の場所となっています。

駅のテーマは「海岸のまち」で、駅舎入口にルーバー状のひさしを設置しているのは、大船渡市の名所、碁石海岸・穴通し磯をイメージしているから。
さらに待合室の床は碁石海岸を模して丸い石の模様で敷き詰めています。
ただし、車いす対応トイレがないなど、バリアフリー化はされていません。

盛駅〜気仙沼駅間の一部の便(区間便も含む)は快速として、高田病院駅、高田高校前駅、陸前今泉駅(いずれも一般道区間)を経由せずに運行。
盛駅〜気仙沼駅(営業キロ43.7km)は快速で1時間15分、高田高校前経由の普通で1時間25分。

1番線側から眺めた2番線(大船度線BRT)、3番線(三陸鉄道リアス線)
三陸鉄道の車庫
盛駅
名称 盛駅/さかりえき
所在地 岩手県大船渡市盛町東町裏16
関連HP JR東日本公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大船渡線BRT

平成23年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた大船渡線(おおふなとせん)気仙沼駅〜盛駅間の復旧手段として導入されたBRTが、大船渡線BRT。平成25年3月2日から運転が始まり、気仙沼駅〜盛駅(営業キロ43.7km)を1時間1

気仙沼駅

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