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日本一のツルの越冬地・出水平野でツルの「北帰行」始まる!

日本一のツルの越冬地として知られるのが鹿児島県出水市(いずみし)。出水平野の干拓地には冬の訪れとともに1万羽を超えるナベヅル、マナヅルなどのツルが越冬のためシベリアから飛来します。羽数のピークは12月〜1月で、2025年は早くも1月22日(水)に第1陣の北帰行が始まっています。

北帰行を見るなら晴れた日の午前中がおすすめ

暖冬の影響もあって、今年は各地で北帰行が早いという情報がありますが、出水市ツル博物館「クレインパークいずみ」では、1月22日(水)午前中にナベヅル32羽の北帰行を観察。
1月23日(木)、1月24日(金)はゼロなので、まだまだ本格的ではありませんが、まもなく編隊を組んでの北帰行が見られるようになります。
「北帰行観察に適した条件は、現地晴れた日の9:00~11:00頃」とのこと。

2024年は1月29日に第1陣15羽で、第2陣は2月6日の84羽で2月中旬から北帰行が本格化しました。
2023年も第1陣は1月31日、2022年は2月1日だったので、1月22日というのは2021年の1月18日以来の早い記録です。

今季は、昨年10月18日に初飛来を確認。11月30日に調査した1万2992羽が最多で、28季連続で1万羽を超えています。
「出水市ツル観察センター」は2025年はツルの北帰行が終わる3月9日(日)まで開館の予定です。

日本一のツルの越冬地・出水平野でツルの「北帰行」始まる!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

鹿児島県・出水平野で、28年連続のツル飛来数1万羽以上の「万羽鶴」達成!|2024

寒い冬の到来とともに、北国からツルなどの野鳥が日本列島に飛来しますが、日本最大のツルの越冬地となっているのが、鹿児島県出水市(いずみし)の出水平野。2024年11月30日(土)の朝、今季初となる羽数調査が行なわれ、1万2992羽を確認。これ

出水市ツル博物館クレインパークいずみ

世界的にツルの越冬地として有名な鹿児島県出水市にある、ツルの情報を発信する日本で唯一の博物館が、出水市ツル博物館クレインパークいずみ。建物は卵を抱いた親ヅルに子ヅルが寄り添った姿をイメージ。ツルを代表とする出水の自然に関する資料を収集、保管

出水市ツル観察センター

出水市の飛び地であり八代海(やつしろかい=九州本土と天草諸島に囲まれた内海)に面した干拓地である荘地区は、世界屈指のツルの飛来地。10月中旬~3月頃、シベリアからナベヅルとマナヅル1万羽が飛来、越冬します。干拓地に設けられた「出水市ツル観察

 

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