出水市ツル博物館クレインパークいずみ

出水市ツル博物館クレインパークいずみ

世界的にツルの越冬地として有名な鹿児島県出水市にある、ツルの情報を発信する日本で唯一の博物館が、出水市ツル博物館クレインパークいずみ。建物は卵を抱いた親ヅルに子ヅルが寄り添った姿をイメージ。ツルを代表とする出水の自然に関する資料を収集、保管、展示する施設です。

ツルに関する拠点的文化施設

出水市ツル博物館クレインパークいずみ

1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来する出水市。
「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物にもなっています。
毎年訪れる1万羽のうち、およそ7割がナベヅル、残りがマナヅルで、クロヅル、ソデグロヅル、アネハヅル、タンチョウなど珍しいツルを観察することもあります(羽数が最も多くなる時期は12~1月頃で、11月~3月が見学の適期)。

そのビジターセンター的な役割を担って、平成7年4月21日に開館したのが、出水市ツル博物館クレインパークいずみ。
館内では「ひとのコーナー」、「まちのコーナー」、「自然のコーナー」と3つのゾーンの常設展でツルの生態、ツルと人との関わりなどをわかりやすく解説するほか、ドームシアターも備わっています。
周辺を整備した花公園には、四季折々の花や木に囲まれたバリアフリーのウッドデッキや、子供も遊べる遊具やツリーハウスが設置、ファミリーの行楽にも最適です。

飛来するツルの見学は、ツルの塒(ねぐら)となっている干拓地を眼前にする「出水市ツル観察センター」が最適。

画像協力/(公社)鹿児島県観光連盟

出水市ツル博物館クレインパークいずみ
周辺には花公園が整備
出水市ツル博物館クレインパークいずみ
名称 出水市ツル博物館クレインパークいずみ/いずみしつるはくぶつかんくれいんぱーくいずみ
所在地 鹿児島県出水市文化町1000
関連HP 出水市ツル博物館クレインパークいずみ公式ホームページ
電車・バスで JR・肥薩おれんじ鉄道出水駅からタクシーで5分
ドライブで 九州自動車道粟野ICから約50km
駐車場 215台/無料
問い合わせ 出水市ツル博物館クレインパークいずみ TEL:0996-63-8915/FAX:0996-62-8915
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
出水市ツル観察センター

出水市ツル観察センター

出水市の飛び地であり八代海(やつしろかい=九州本土と天草諸島に囲まれた内海)に面した干拓地である荘地区は、世界屈指のツルの飛来地。10月中旬~3月頃、シベリアからナベヅルとマナヅル1万羽が飛来、越冬します。干拓地に設けられた「出水市ツル観察

 

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