市町村の合併などで「飛び地」が生まれることがありますが、日本一人口の多い「飛び地」は、広島市に。もともとは広島県安芸郡矢野町でしたが、昭和50年3月20日、合併して広島市矢野町に。昭和55年4月1日、広島市の政令市移行に伴い広島市安芸区の飛び地となり、人口はなんと2万8000人も有しています。
安芸郡矢野町が広島市と飛び地合併で誕生

矢野地区(旧矢野町)は、広島市安芸区に属していますが、周囲は安芸郡坂町、海田町、熊野町と呉市。
広島市街側(北側)には、坂町の町役場もあります。
JRの駅は矢野駅があり、広島駅まで呉線で13分、シティライナー利用で12分という近さ。
当然、通勤、通学圏内で、その意味では交通至便な広島市内といった感じです。
歴史的には平安時代に中世の城館として矢野城が築かれ、その城下町として発展。
港(矢野浦)もあって、瀬戸内海舟運が利用できるという要衝だったのです。
戦国時代には毛利元就が矢野城を攻めて、落城させ、地域の豪族だった野間氏は廃絶、矢野城は廃城に。
江戸時代には、商港として発展、明治以降は軍港、かつらの産地として繁栄しました。
現在は、絵下山公園頂上広場、愛宕神社が広島湾一望の夜景スポットとして人気で、昭和10年建立の東光圓大仏(「浜の大仏」、高さ3.3m)もパワースポットとして知られています。

| 【地図を旅する】vol.50 日本一人口の多い「飛び地」は、広島市に! | |
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