西國寺

西國寺

天平年間(729年~749年)に行基が創建したと伝えられる真言宗醍醐派の大本山が広島市尾道市、尾道水道を眼下にする西國寺(さいこくじ)。西国随一の真言宗の寺で、伽藍の規模が正に西国一という意味で、西國寺と名付けられました。仁王門には2mもの巨大な草履(ぞうり)がかかっていますが、これは健脚祈願で奉納されたもの。

本堂、三重塔は国の重要文化財

西國寺

江戸時代初期の慶安元年(1648年)に建立の仁王門にかかる巨大な草履は、仁王様のような強い足腰をという願いが込められており、今では西國寺のシンボル的存在になっています。
松の緑に映える朱色の三重塔は、永享元年(1429年)、足利6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)の寄進といわれています。
至徳3年(1386年)、備後国守護大名・山名時義(やまなときよし=応仁の乱で有名な山名宗全の祖父)が建立した金堂、足利義教が寄進の三重塔は国の重要文化財。
山名宗全は、尾道浦を貿易の拠点とし、寄港する遣明船(室町時代に19回の日明貿易・勘合貿易が行なわれています)を含め(遣明船には赤銅を積んだ記録が残されています)、中国地方の産物をここから運び出して富を築いています。
西國寺にも篤い庇護を行ない、堂宇を再建しているのです。

行基が創建と伝えられますが、同じ尾道にある摩訶衍寺(まかえんじ)は、奈良時代に行基により開かれた法相宗の寺がルーツ(現在は曹洞宗)。

名称 西國寺/さいこくじ
所在地 広島県尾道市西久保町29-27
関連HP 西國寺公式ホームページ
電車・バスで JR尾道駅から東行きバスで5分、西國寺下下車で徒歩5分。または、ロープウェイ山ろく駅から徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道尾道ICから約8km
駐車場 10台/無料
問い合わせ TEL:0848-37-0321/FAX:0848‐37‐0615
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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