〇〇駅と新〇〇駅。同じ鉄道会社の場合もあれば、異なる会社の場合も。いずれにしても当初あった駅とは別に「その近くに」新たに開業したのが新〇〇駅ということに。であれば、徒歩圏内、あるいは車や電車で数分の場所というイメージがありますが、実際には在来線で20分以上も離れた場所もあります。
神戸駅と新神戸駅は鉄道で直通できない!

「〇〇駅と新〇〇駅、もっとも離れているのは、どこ!?」と聞いて、多少鉄道に詳しい人(「青春18きっぷ」利用者)や、旅好きが思い浮かべるのは、青森駅と新青森駅の関係。
東北新幹線の青森延伸で誕生した新青森駅は、青森駅との間で、JR奥羽本線で6分、営業キロにして3.9km離れています。
この区間は「青春18きっぷ」で、奥羽本線の「新青森~青森」間相互発着の場合に限り、特急列車の普通車自由席が利用できる特例があり、利用者には割と知られた〇〇駅と新〇〇駅の関係性です。
関西では大阪駅と新大阪駅が有名ですが、こちらは営業距離3.8kmで、東海道本線で4分ほどの距離です。
神戸駅と新神戸駅は、JRでは結ばれておらず、タクシーに乗っても15分ほど、歩くと1時間近く離れた場所にあります。
神戸観光で、神戸港などがメインの場合は、新大阪駅で在来線、私鉄に乗り換える方が無難なケースもあるので注意が必要です。
新幹線と在来線という関係で、最も離れているのは、山口駅(山口線)と新山口駅(山陽新幹線)です。
営業キロで12.7km、山口線で25分ほど離れた場所にあるので、少し戸惑ってしまいます。
新山口駅で下車し、タクシーで山口市街へという場合は、かなりタクシー代がかかることに。
実は、この新山口駅、山陽新幹線ができる以前は小郡駅(おごおりえき)。
開通時に新山口駅に改称をと山口市が要望しましたが、当時の小郡町が反対して、開通時は小郡駅のままでした。
山陽新幹線に「のぞみ」が誕生した際、平成の大合併で小郡町が山口市に編入することが予定されるようになったこともあって、新山口駅に改称。
山口市の玄関駅となったという経緯があったのです。
小郡駅は、鉄道でも小郡機関庫(現・下関総合車両所新山口支所)があるターミナル駅で、「SLやまぐち号」も新山口駅と津和野駅を結んでいます。

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