弘前城天守が元の場所に移動! 「天守曳戻し工事」がスタート

国の重要文化財に指定される弘前城の天守は、もともと本丸南東の隅、内堀に面して建っていました。天守台の石垣は、崩落の危険があることで、2014年の秋に曳屋を行ない、石垣修復工事を行なっていました。今回は、修復が完成して、元の場所に移す「天守曳戻し工事」で、2026年7月にスタート、11月に完了の予定です。

弘前城で「天守が動く」のを見学可能!

この美しい姿に戻ります(画像は曳屋前の姿)

「天守が動く」のは非常に珍しいことですが、実は弘前城では過去にも動いたことがありました。
明治の中頃、天守台の石垣が崩落したことを受け、明治30年、地元の大工棟梁・堀江佐吉が、天守を西側に曳屋し、石垣を修復、大正4年に元の位置に戻しているのです。

弘前城の天守は、高さ14.4メートル、総重量400tで3層からなる建物。
曳屋の際にも3ヶ月を費やして本丸中央部に移動させましたが、天守曳戻しも同じ3ヶ月は架かる予定です。
弘前城本丸東面の石垣積直し工事は、内堀を埋め立てて2021年6月23日に工事を開始、2185の石、すべての積直しが完了したのが2024年12月19日のことでした。

天守曳戻しは2026年7月にスタート(移動用レールを6月末に設置)、11月頃までを予定していますが、天守に覆屋を設けず実施し、公開型工事のため、「天守が動く」姿の見学も可能。
7月から1次移動、8月には2次移動、10月には3次移動して11月中に本来の天守台に戻る予定。
しかも天守曳戻し工事のスケジュールが公開されているので、工事予定にあわせて見学スケジュールを立てることができます。

内部の見学は、曳戻し後も耐震補強を含む保存修理工事が予定されているため、2032年度まで不可となります。

弘前城天守が元の場所に移動! 「天守曳戻し工事」がスタート
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弘前城天守閣が動いた!

弘前城の天守がのる本丸の石垣。実はこの石垣、明治時代中頃に大きく崩壊。明治30年に天守が倒壊するのを防ぐために、本丸の内側へと天守を曳屋(ひきや=移動)して、石垣を修復しています。弘前市出身の大工棟梁・堀江佐吉が工事を担って大正4年に完了、

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