意外に知らない便利なきっぷ JR東日本「休日おでかけパス」

休日おでかけパス

JR東日本が通年発売し、土・休日、GW、夏休み、年末年始の1日間のみ利用できるトクトクきっぷが、「休日おでかけパス」。首都圏の普通・快速列車自由席に乗り降り自由で、新幹線や特急にも別に特急券を購入すれば利用できるという優れモノ。大人2720円、小人1360円で、日帰り旅行におすすめです。

「乗り越し精算」を活用するとかなり得することも

首都圏のJR、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、東京モノレールで利用できるトクトクきっぷで、エリア内の私鉄などは利用できません。
利用範囲は、高崎線・神保原駅、東北本線・自治医大駅、八高線・寄居駅、両毛線・足利駅、水戸線・下館駅、常磐線・土浦駅、成田線・成田空港駅、総武本線・成東駅、外房線・茂原駅、久留里線・上総亀山駅、内房線・君津駅、東海道本線・小田原駅、横須賀線・久里浜駅、中央本線・大月駅、五日市線・武蔵五日市駅、青梅線・奥多摩駅までがフリーエリアです。

新幹線でいえば東北新幹線で小山駅、そして上越新幹線・本庄早稲田駅まで利用できます。

特急、グリーン車なども乗車券だけ有効なので、別に特急券、グリーン券を購入すれば乗車可能。

東京駅から小田原駅を往復するだけで乗車券は3040円なので、元が取れる計算です。
小山駅も往復すると3040円なので、元が取れます。
逆に奥多摩駅では2560円なので、単に往復するだけでは損ということに。

東京駅を起点とすれば、あしかがフラワーパーク駅(往復3960円)、佐野厄除け大社と佐野プレミアム・アウトレットの佐野駅(往復3960円)で、1240円の得となります。

埼玉の人が小田原、君津へ、逆に神奈川の人が熊谷、土浦などに出かける際には、活用できるトクトクきっぷです。


乗り越し(またはフリーエリア外から乗車)の場合は、「乗り越し運賃はきっぷの運賃(10円単位の運賃)・実経路で精算」とあり、乗り越しも可能です。
横浜から高崎まで日帰りする場合なら、「休日おでかけパス」を利用し、神保原駅〜高崎駅を乗り越し精算(往復480円)する方が、正規に購入(往復4620円)するよりも1420円も安くなるので、この「乗り越し」を活用するのがかなり有効です。

フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、おもな旅行代理店で発売。

意外に知らない便利なきっぷ JR東日本「休日おでかけパス」
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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