JR東日本『大人の休日倶楽部』で20年にも渡って初代のメインキャストを務めたのが、吉永小百合。その清楚で知的なイメージから、CMで流された、ポスターに掲示された「吉永小百合の旅先」は、JR東日本管内各地で人気観光地を生み出しました。代わって登場するのは、俳優の竹野内豊です。
吉永小百合から竹野内豊にバトンタッチ

2005年に「大人はとっても長いから~大人の休日倶楽部~」をキャッチフレーズに、2005年8月29日(月)に関東などで放送が始まった『大人の休日倶楽部・千曲川』が第1回目のCM。
「千曲川と交差しながら雨の中を駆け抜ける列車。読書を楽しみながら旅する吉永さんがたどり着いたのは信州の古い街。一人の作家に思いを馳せ、旅をしながら本の世界のもうひとつの『旅』を楽しむ」というまさにメインキャストの吉永小百合が大人の旅を演出したのです(ロケ地は飯山線、千曲川、小諸「水明楼」、軽井沢「万平ホテル」)。
以来『大人の休日倶楽部』のメイン客ととして20年、計71本のCM、キャンペーンに登場。
『大人の休日倶楽部』といえば吉永小百合というイメージが定着しました。
「CMで吉永小百合さんが立った、あの場所に行きたい」という人も多く、戸隠神社奥社参道などなど、CMが放送されると、「同じシーンに立ちたい」という人が続出しました。
吉永小百合は戦時下の1945年3月13日生まれで、2025年で80歳。
交代も囁かれてきましたが、若々しいこともあって、『大人の休日倶楽部』で知的な女性を演じてきました。
今回の交代は、1971年1月2日生まれの竹野内豊に代わることで、26歳の若返りとなります。
竹野内豊は、54歳。
そのため『大人はみんな、旅の途中。』をキャッチコピーとする広告を展開するとのこと。
2025年3月12日(水)からJR東日本の主な駅のポスターやデジタルサイネージなどで「登場篇」のグラフィック広告を展開。
3月24日(月)からは、シリーズ広告第一弾のTVCM(「福島・会津篇」、竹野内豊が会津の春を旅します)が放映開始となるので、乞うご期待。
キャッチコピー『大人はみんな、旅の途中。』
コピーメッセージ
大人って、なんだろう?
いつの間にか、いい歳になってそんなことをぼんやり考えたりする。
なんか無口にお酒とか飲む感じ?
花とか仏像とか愛でたりする感じ?
いまどき理想はひとつじゃないし、その答えはカンタンには見つからない。
大人になっても、ぼくらの旅は続く。
悩みや不安は尽きないけれど、
変わる景色や寄り道を楽しみながら。
JR東日本『大人の休日倶楽部』、吉永小百合が引退、新たに登場するのは!? | |
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