関東で熊の生息数が多い県は、1位・群馬県、2位・栃木県で、千葉県は生息数ゼロ!

関東で熊の生息数がもっとも多い県は、群馬県で、推定2000頭ものツキノワグマが生息しています。2位は栃木県で 625頭~1330頭(中央値961頭)と推測され、日光や那須などで出没しています。逆に本州で唯一熊が生息していない県が千葉県ですが、千葉県では熊などの天敵のいないキョンの農業被害に悩まされています。

関東でも熊の襲われる事件が発生している!

群馬県ではパンフレット「クマとのトラブルを防ぐために」を制作し、​​熊による人身の被害を防ぐ対策を実施しています。
群馬県の熊目撃数は、2024年度が678件。
2019年度は1171件もあったので、最盛期に比べれば半減していますが、それでも関東では最大の生息地。
2025年度も4月〜7月に230件の目撃例があり、片品村戸倉では登山中に熊と遭遇し、負傷する事件が発生しています。
2024年度は、みなかみ町藤原の奈良俣ダム周辺で、散歩中に熊と遭遇し負傷する事件が2件発生しています。

栃木県は、足利市、栃木市、佐野市、鹿沼市、日光市、矢板市、那須塩原市、塩谷町、那須町に熊が生息し、県の調査では、2024年度のツキノワグマの生息数は推定で961頭で、5年前の調査と比べておよそ1.6倍も増加、人的被害の危険性も高まっていることが予測できます。
2025年7月6日には那須塩原市で熊の襲われる事件も発生、奥日光でも熊の戦場ヶ原、小田代原、千手ヶ浜を中心に目撃情報が多数あることから、ハイキングなどの場合には熊除けの鈴を持参するなど対策が必要です。

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