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日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)

日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)

熊本県下益城郡美里町坂本、「西の比叡山」とも称される釈迦院(八代市泉町)の表参道である御坂にあるのが、日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)。旧中央町(平成16年、砥用町と合併し美里町に)が、地域の活性化のため築かれた3333段の石段で、文化遺産として後世に残したいという意気込みが伝わる立派なものです。

中世からの釈迦院への参道が日本一の石段に変身!

昭和55年1月に着工、昭和60年11月に山形県羽黒山の2446段を抜いて名実とも日本一の石段となり、昭和63年3月に完成。

3333段の石段には、全国10ヶ所の名石のほか、外国7ヶ国の御影石なども使われています。
途中には休憩所やトイレ(2ヶ所/200段、1700段付近にあり、200段目が比較的、快適に使用できます)も用意されているので、あせらずにのんびりと上るのがおすすめです(石段が右側通行)。
一の越(832段目)、二の越(1111段目)、三の越(1553段目)、四の越(1671段目)、五の越(1834段目)、六の越(2109段目)、七の越(2320段目)、八の越(2454段目)、九の越(3027段目)、十の越(3333段目)とジグザクに階段が設置され、越ごとに休憩できるようになっています。

有名な金毘羅でさえ1368段で、しかも釈迦院御坂遊歩道には途中の茶屋などもないのでかなりの登りがいがあります(標高240mから上り始め、山上が標高860m=標高差は620m、全長2.1km)。
脱水症状などに備え、飲食物などは必携です。

この石段、釈迦院御坂遊歩道の名の通り、釈迦院への参道で、石段を上りきった先から、さらに森の中に続く石畳の登路を1kmほど歩くと釈迦院にたどり着きます(天台宗の寺で「西の比叡」と称されています)。

上り2時間、下り1時間ほど必要といわれていますが、下りも上りと同様に時間をかけ、のんびりと下るのが足を痛めず、転倒事故防止のための鉄則です。

毎年11月にはフルコースの部(3333段)、ハーフコースの部(1620段)で行なわれる『日本一の石段 アタック・ザ・日本一』(タイムを競う大会ではありません)も開催されます。

美里町の町内には、ハートのできる石橋として注目の二俣橋、熊延鉄道遺構・八角トンネル、廃線跡に整備された美里フットパス「二俣橋♡コース」(全長5km、所要約2時間)もあるので時間が許せばあわせて探勝を。

遠く八代海まで眺望が広がる
日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)
名称 日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)/にほんいちのいしだん(しゃかいんみさかゆうほどう)
所在地 熊本県下益城郡美里町坂本
関連HP 美里町公式ホームページ
ドライブで 九州自動車道松橋ICから約19km。阿蘇くまもと空港から約37km
駐車場 町営駐車場(有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 美里町美しい里創生課:0964-47-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

熊延鉄道遺構・八角トンネル

熊本県下益城郡美里町小筵にあるのが、かつて熊本市の南熊本駅から下益城郡砥用町(現・美里町)の砥用駅を結んだ熊延鉄道(ゆうえんてつどう)の遺構・八角トンネル。八角トンネルは通称で、実はトンネルとはいうものの、切通しを防護する八角形の落石除けシ

二俣橋

熊本県下益城郡美里町、釈迦院川と津留川の合流点近く、釈迦院川に架かる石橋が、二俣橋。正式名は二俣渡で、文政12年((1829年)の完成。11月~3月の11:00~12:00にかけては、太陽の光が橋の下にハートの型を写し出すことが話題になり、

 

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