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第70回くしろ市民北海盆踊り|2024

くしろ市民北海盆踊り

2024年8月19日(月)19:00~20:10、北海道釧路市の北大通6丁目~13丁目で『くしろ市民北海盆踊り』を開催。伝統の踊りを楽しむ「手踊り」、自由に踊れる「フリースタイル」、思いのままに着飾って踊る「仮装」の3部門で審査が行なわれるコンクールスタイルの盆踊り。

夏の終わりを飾る釧路市の一大恒例行事

毎年8月19日に短い道東の夏を惜しむかのように開催され、釧路駅前北大通が踊り手であふれます。「飛び入り参加もOK」とのこと。
規模的には道東で最大なのはもちろん、踊り手の数は2000人にも及び、道内最大規模の盆踊りともいわれています。
使われる歌は北海道の盆踊りでは定番の『北海盆歌』(炭鉱で栄えた三笠市が発祥)で、音源はくしろ市民北海盆歌保存会の録音盤。
残念ながら札幌のように生演奏ではありませんが、子ども盆踊りもこの『北海盆歌』で踊るのも釧路ならでは。

戦後、釧路市内の各町内で行なわれていた盆踊りをひとつにまとめ、昭和30年に中心市街の歓楽街、花柳寿登芳社中(はなやぎじゅとよしゃちゅう/日本舞踊家の花柳寿登芳さん=本名・中村芳子さんの創始した社中)、北海盆唄保存会の有志が『市民盆踊り』を開催したことに始まります。

規模が拡大するに連れ栄町公園、栄町公園通りと会場を移し、現在では釧路のメインストリートである北大通で開催するほどまでに発展。
しかも「仮装」部門は、昭和47年に北海道では初の導入。
昭和49年の20回大会から事務局が釧路市となって、市民挙げての祭りとなりました。
今でも花柳寿登芳社中が輪の中に入り踊りを誘導しています。

「手踊りの部」と「仮装の部」は、個人・団体、フリースタイルは団体がコンクールの対象で、審査のポイントは、「手踊りの部」と「仮装の部」では「基本的な踊りができているかどうか」、そして「観衆の反応はどうか」が重要で、「仮装の部」については、アイデアとユーモアも大切とのこと。

「フリースタイルの部」については、「独創的な踊りをしているか」、「隊列が乱れた時の修復の早さ」などがポイントになっています。
団体なので「全体的にまとまって踊っているか」も加算されるポイント。

旅行者として見学するときもその辺をチェックしながら楽しみましょう。
ただし、夏でも最高気温は20度くらいの釧路なので、お盆過ぎにはめっきりと涼しくなるので防寒には留意しての参加、見学を。

北海盆唄 歌詞

ハアー北海名物(はぁー どーした どしたー)
 数々コリャあれどヨー(はぁー それから どしたー)
 おらがナー おらが国さのコーリャ(はぁー ヤーレット)
 アレサナー 盆踊りヨー(はぁ エンヤー コーラヤット ドッコイ ジャンジャン コーラヤッ   ト)

第70回くしろ市民北海盆踊り|2024
開催日時2024年8月19日(月)19:00~20:10/毎年8月19日
所在地北海道釧路市北大通
場所北大通6丁目~13丁目
関連HP 釧路・阿寒観光公式サイト
電車・バスでJR釧路駅から徒歩すぐ
問い合わせくしろ市民北海盆踊り会 TEL:0154-47-0808
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

第77回くしろ港まつり|釧路市|2024

2024年8月2日(金)〜8月4日(日)、北海道釧路市で『第77回くしろ港まつり』開催。昭和23年に釧路港開港50年を記念して開催した『釧路港開港50年港まつり』をルーツとし、釧路の夏を彩る最大のイベント。「大漁ばやしパレード」、「市民踊り

 

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