京都府京都市左京区の鞍馬山にある毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊(ごほうまおうそん)を祀る鞍馬寺(くらまでら)。鞍馬寺の中心的な霊域となるのが、奥の院魔王殿。鞍馬寺の解説では、魔王尊が650万年前に地球救済のために、金星から降り立ったと伝えられる場所です。
魔王尊が650万年前に金星からこの地に降り立った
磐座(いわくら)という呼び名があるのも古来から修験者が宇宙からのエネルギーを感じ取ったからに違いありません。
実際、取材班の持つGPSの感度もここだけは抜群に良かったという場所が奥の院魔王殿なのです。
本殿金堂から歩いて30分で奥の院魔王殿。
魔王殿から貴船へは徒歩25分で大半が下りの山道で、ハイキングに絶好です。
ちなみに魔王尊の持ち物が降魔扇(いわゆる天狗のうちわ)。
一切の魔障をうち破るというパワフルなもので、鞍馬寺授与品のミニ降魔扇(護法魔王尊と牛若丸が描かれています)で邪気払いも可能です。
鞍馬寺に祀られる三尊は、地球3つの「氣」(エネルギー)を表し、三身を一体として鞍馬寺では「尊天」と称しています。
月輪の精霊ー愛=千手観世音菩薩
太陽の精霊ー光=毘沙門天王
大地の霊王ー力=護法魔王尊
奥の院魔王殿まで歩けば、雄大な鞍馬山の地質、植物、気候が生み出した「尊天」信仰に触れることができるでしょう。
鞍馬寺・奥の院魔王殿 | |
名称 | 鞍馬寺・奥の院魔王殿/くらまでら・おくのいんまおうでん |
所在地 | 京都府京都市左京区鞍馬本町 |
関連HP | 鞍馬寺公式ホームページ |
電車・バスで | 鞍馬山ケーブル多宝塔駅から徒歩50分 |
ドライブで | 名神高速道路京都南ICから約20kmで鞍馬ケーブル鞍馬山門駅 |
駐車場 | 仁王門周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 鞍馬寺 TEL:075-741-2003 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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