京都府宮津市と舞鶴市の境を流れる由良川河口に架る京都丹後鉄道宮舞線の鉄道橋が、由良川橋梁(ゆらがわきょうりょう)。大正13年に完成した橋長550mのプレートガーダー橋で、鹿島線の北浦橋梁(茨城県)とともに、水に浮くようなアングルで列車が撮影できるスポットとしても有名です。
由良川橋梁の上流・宮津市側が撮影ポイント
大正13年4月12日、鉄道省宮津線・舞鶴駅(現在の西舞鶴駅)〜宮津駅間の開業にあわせて架橋された橋。
橋脚は石積みに見えますが、鉄筋コンクリート橋脚で、コンクリートの表面に目地を刻んで石積風に仕上げたもの。
鉄道橋梁として京都府最長を誇る橋でもあり、25基のコンクリート橋脚の上をプレートガーダー桁が渡されています。
線路の高さは由良川水面から6.4mしかありません。
上流側から橋を撮るのが一般的で、日中、可能ならトップライトの11:00頃〜14:00頃が順光で狙い目です。
撮影スポット(お立ち台)として一般的なのは、国道178号が京都丹後鉄道宮舞線をくぐる由良架道橋近く、由良水位観測所周辺。
ただし、橋に近く、引きがないため、海と空の境目がないように感じる画像を撮るためには、かなり上流側に歩くことになります。
由良川橋梁 | |
名称 | 由良川橋梁/ゆらがわきょうりょう |
所在地 | 京都府宮津市由良〜舞鶴市西神崎 |
電車・バスで | 京都丹後鉄道丹後由良駅から徒歩15分 |
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