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善峯寺・遊龍の松

善峯寺・遊龍の松

京都府京都市西京区、西山の中腹に位置し、京都市街地と比叡山を一望にする善峯寺(よしみねでら)の境内で、国の天然記念物に指定される松が、遊龍の松(ゆうりゅうのまつ)。幹のように太い枝が西に25m、北に12m伸び、その様子が地を這う龍ということで遊龍と称されています。

「遊龍」の名は、公卿・花山院家厚の命名

善峯寺によれば、5代将軍・徳川綱吉の母・桂昌院(けいしょういん=徳川家光の側室)が樹齢数百年の五葉松の盆栽を寄進、植えて育てたとのことで、現在の推定樹齢は600年。
善峯寺は、桂昌院の尽力により再興しているので、その時の寄進と推測できます。

北枝は平成6年に松食い虫のために15mほどがが枯れたために切られていますが、国の重要文化財に指定される多宝塔とともに、江戸時代からの境内風景を保っています。

「遊龍」の名は、幕末の安政4年(1857年)、絵画にも造詣が深い花山院家厚(かさんのいんいえあつ)の命名。

善峯寺・遊龍の松
名称 善峯寺・遊龍の松/よしみねでら・ゆうりゅうのまつ
所在地 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
関連HP 善峯寺公式ホームページ
電車・バスで JR向日町駅・阪急京都本線東向日駅から阪急バスで32分(東向日駅からは28分)、善峯寺下車、徒歩3分。またはJR向日町駅・阪急京都本線東向日駅からタクシーで20分
ドライブで 京都縦貫自動車道沓掛ICから約6.7km、大原野ICから約6km。紅葉シーズンなど小塩三叉路にてマイカーの進入制限実施
駐車場 150台/有料
問い合わせ 善峯寺 TEL:075-331-0020/FAX:075-332-8342
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

善峯寺

長元2年(1029年)、源算上人が創建した京都・西山の名刹で、後一条天皇より国家鎮護の勅願所とされたのが善峯寺(よしみねでら)。天台宗の単立寺院で、西国三十三所第20番札所。応仁の乱で焼失した寺を再興したのは、5代将軍・徳川綱吉の生母、桂昌

善峯寺・多宝塔

京都府京都市西京区、西山の中腹に位置し、京都市街地と比叡山を一望にする善峯寺(よしみねでら)で、数多くの堂宇のうち、国の重要文化財に指定されるのが、多宝塔。元和7年(1621年)の建立、檜皮葺き(ひわだぶき)で、本尊に愛染明王(あいぜんみょ

 

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