「招き猫発祥の地」といわれる豪徳寺が沿線にあることにちなんで、東急世田谷線で走っているのが、「幸福の招き猫電車」。2017年9月25日に玉川電気鉄道が開業して110周年を迎えたことを記念して運行を開始したもので、世田谷線運転50周年記念企画の一環で2019年5月12日に再登場しています。
より猫感が強くなった「幸福の招き猫電車」が運行中
300系電車全体に豪徳寺の招き猫が描かれ、つり革も招き猫スタイル、さらには床にも足跡もデザインされています。
車両の前面全体を猫の顔にしたインパクトあるデザインは、東急電鉄世田谷線管区長・佐藤仁志さんのアイデアなんだとか。
『世田谷線フェス』の開催など、沿線に密着した現場と東急電鉄の本社が一体となって制作したのが「幸福の招き猫電車」というわけなのです。
世田谷線運転50周年記念企画ではバージョンアップされ、車体前面の猫耳と連結部分の鈴のデザインが新たに加わり、「より『猫感』を強くパワーアップ」(東急電鉄)しています。
招き猫は訪日観光客にも人気のアイテムで、「幸福の招き猫電車」はSNSなどでも話題の存在に。
人に優しい電車といわれる世田谷線は、全国に先駆けて100%再生可能エネルギーの運行で環境にもやさしいことで知られています。
「幸福の招き猫電車」は運休することもあるので、出かける前に「幸福の招き猫電車運行時刻表」(世田谷線三軒茶屋駅発)の確認がおすすめです。
また、起終点駅となる三軒茶屋駅、下高井戸駅では「本日の発車時刻表」のパネルを掲出しているので現地に行った際には確認を。
東急世田谷線で「幸福の招き猫電車」運行中! | |
関連HP | 東急電鉄公式ホームページ |
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