三重県松阪市飯高町、春日大社の安在所として祀られた水屋神社の御神木が、水屋の大楠。樹高35m、根回り29m、幹周り16mで、樹齢1000年を越えると推定される全国16位となる巨木(クスノキとしては全国12位)で、三重県の天然記念物に指定されています。
かつてはこの地が大和・伊勢の国境だった
かつては、この地が伊勢国(現・三重県)と大和国(奈良県)の国境で、伊勢側・滝の郷地区が神宮内宮の御厨(みくりや)、そして水屋神社の建つ地が興福寺領(春日神社領)だったとか。
慶長5年(1600年)、関ヶ原合戦以降に伊勢領に編入されています。
水屋神社は、地元の人々から「大楠(おおくす)さん」の名で親しまれ、毎年7月31日の『祇園祭』の宵宮には、赤桶東又にある「閼伽桶の井」から採った水を祀る「お水とり」行事が行なわれています。
水屋の大楠 | |
名称 | 水屋の大楠/みずやのおおくす |
所在地 | 三重県松阪市飯高町赤桶2507 |
関連HP | 松阪市公式ホームページ |
ドライブで | 伊勢自動車道勢和多気ICから約23km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 松阪市文化課 TEL:0598-53-4393 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag