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2023年10月2日、室蘭~青森航路(津軽海峡フェリー)運航開始!

津軽海峡フェリー(本社・北海道函館市)は、2023年10月2日、室蘭~青森航路の運航を開始します。就航するのはすでに函館~青森航路に使われている「ブルーマーメイド」(全長144m、8820t、旅客定員583名)で、北海道側は、室蘭フェリーターミナルが玄関口となります。

津軽海峡フェリー「ブルーマーメイド」が就航

就航する「ブルーマーメイド」

往路は、室蘭港発20:00→青森港着3:00(航海時間7時間)の夜行便、復路が青森港発9:00→室蘭港着 15:45(航海時間6時間45分)の昼行便で、室蘭発(日曜)、青森発(月曜)を除く1日1往復運航。

「青春18きっぷ」の新たなワープ区間としても注目で、室蘭港発の夜行便を使えば、青森駅発の始発列車(奥羽本線は弘前行き、青い森鉄道は八戸行き)にらくらく間に合います。

乗船料の区分は、スタンダードのほか、ビューシート(46席)、コンフォート(4名部屋7室)、そしてスイート(ツイン7室)。
スイートはホテルの客室を思わせるバス・トイレ付のツインで、ホテルの宿泊料程度で移動できるので、眠ったまま「ワープする」には最適でしょう。
日中ならビューシートもおすすめです。

「プライベートドッグルーム&ドッグバルコニー」なら愛犬同伴で同じ部屋で過ごすこともできます。

レストランはないので、乗船前に買い物をするか、自販機の並ぶオートショップの利用となるので注意が必要。

津軽海峡フェリーは、室蘭~青森航路のほか、メインの津軽海峡ロード(函館〜青森航路)、さらにノスタルジック航路(函館〜大間航路)の3航路があります。

ちなみにかつて室蘭港へは、東日本フェリーが青森港、大間港、大畑港、直江津港、宮古港、さらには大洗港とを結んだフェリーが出航し、北海道の海の玄関口のひとつでした。
令和4年1月31日、八戸港とを結ぶ川崎近海汽船のフェリー定期便(室八航路)の終焉を最期に、フェリーの就航はありませんでしたが、再び、貴重な航路が復活しました。
室蘭〜青森は、東日本フェリー撤退以来15年ぶりの航路再開となります。

2023年10月2日、室蘭~青森航路(津軽海峡フェリー)運航開始!
関連HP 津軽海峡フェリー公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

津軽海峡フェリー・青森フェリーターミナル

青森県青森市の青森港にある、青森港を函館港を結ぶ津軽海峡ロードのターミナルが津軽海峡フェリー・青森フェリーターミナル。総トン数 8828tの「ブルールミナス」など、4隻の大型カジュアルクルーズフェリーが就航し、片道3時間40分の船旅を楽しむ

 

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