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竹之内環濠集落

竹之内環濠集落

奈良県天理市竹之内町、山の辺の道(南コース)途中にある環濠集落が、竹之内環濠集落(たけのうちかんごうしゅうらく)。中世(室町時代)、大和国(奈良県)は戦乱の影響を大いに受け、その結果として村の周囲に濠を巡らせて外敵を防ぐ環濠集落が生まれたのです。

奈良盆地内で最も高い場所に造られた環濠集落

一般的に環濠集落は平地に形成されるものですが(大和郡山市の賣太神社を中心に築かれた稗田環濠集落がその典型)、竹之内環濠集落は標高100mという高台に位置する特異な例で、集落の西側(山の辺の道の東側)の濠のみ現存。
集落入口部分の濠は埋められて竹之内町公園になっています。
三間塚池(さぎづかいけ)も竹之内環濠集落の設立と同時に開削されたとも推測できます。

竹之内村の産土神は白山権現を祀る白山権現社でしたが、明治時代に集落の東北奥に鎮座する十二神社(じゅうにじんじゃ)に合祀。

天理市内にも中世に築かれた環濠集落は数多く、山の辺の道を隔てた菅生環濠集落のほか、南六条、備前、南菅田、庵治、別所地区に環濠の痕跡が確認できます。

竹之内環濠集落
名称 竹之内環濠集落/たけのうちかんごうしゅうらく
所在地 奈良県天理市竹之内町72−1
関連HP 天理市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR長柄駅から徒歩25分
ドライブで 名阪国道天理東ICから約5km
問い合わせ 天理市観光協会 TEL:0743-63-1242/FAX:0743-63-1242
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

山の辺の道(南コース)

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萱生環濠集落

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