「ここまで来ると、べつせかい」がキャッチの別海町(べつかいちょう)の人口は1万5000人。対して牛の数は11万頭で、しかも広大なパイロットファームが広がっています。そんな別海町で、こだわり抜いた自家産の牛肉を提供するレストランが「ミートハウスながの」です。まだあまり知られていませんが、実はここ大注目の店。
永野貴浩さんの「本当に旨い牛肉が食べたい!」を実現
全国1位の生乳生産量を誇る別海町の牛は乳牛が大半ですが、一部に食肉牛も育成されています。
そんな別海町の尾岱沼港近くで「ミートハウスながの」を営むのが永野貴浩さん。
こだわりの牛を育てる「牛蔵ふぁーむながの」を営み、さらに肉の販売、そしてレストラン「ミートハウスながの」のオーナーシェフを務めるなど、いつ眠るのかと心配になるくらいに、肉にこだわる毎日を送っています。
「お客様に美味しい肉を味わってもらいたい」という一心で、ブランド牛の生産地などを行脚し、今の飼育スタイルにたどり着いたのだとか。
祖父の勤さん、父・栄一さんと牛飼い歴は3代で約100年。
「本当に旨い牛肉が食べたい!」ということで、乳牛の育成から肉牛に転身し、恵まれた環境と乳牛の育成で培った技術を活かし、最初に育てた肉牛の肉がなんとA5ランクを獲得。
「手塩を架けて育てた牛なんだから、美味しく調理したい」と、自らレストランまで立ち上げてしまったのです。
「海風が運ぶミネラルを受けた牧草を与えた牛は健康で健やかな牛」ということで、牧草地も海岸寄りに契約農家を確保しているんだとか。
「目ざすは、循環型酪農です」と、夢は尽きません。
そんな永野さん、敷地の一角(レストランの横)に1棟貸しのゲストハウス「ミートハウスながの 四季の宿泊所」をオープンさせています。
これも、「ここを基地に、別海や野付の雄大な自然を満喫してもらえれば」という思いからです。
「ここまで来ると、べつせかい」の別海町には、まさに想像以上、「べっせかい」の肉料理店と宿があります!
ちなみに「ミートハウスながの」で提供される料理は、ハンバーグプレート、ビーフシチュー、ヒレステーキ、ビーフカレーなどで、1500円くらいのプレートならランチに最適です。
ミートハウスながの | |
名称 | ミートハウスながの/みーとはうすながの |
所在地 | 北海道野付郡別海町尾岱沼65 |
関連HP | ふぁーむながの公式ホームページ |
ドライブで | 根室中標津空港から約31km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | ミートハウスながの TEL:0153−86-2368/FAX:0153−86-2368 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/根室振興局、ミートハウスながの、羅臼の宿まるみ
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