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伊賀鉄道 「名物✦忍者列車」に乗車せよ!

伊賀上野駅〜伊賀神戸駅を結ぶ伊賀鉄道。全線が三重県伊賀市、しかも伊賀上野と呼ばれる旧上野市域を走るローカル私鉄(近鉄グループ)で、伊賀流忍者の故郷ということもあって、「名物✦忍者列車」(青色、ピンク色、緑色の3編成)が走っています。車内もかなりユニークです。

伊賀流忍者のふるさとを走る「名物✦忍者列車」

2009年12月24日にデビューした200系忍者列車。
東京急行電鉄(東急)で運行されていた1000系電車を譲り受けたもので、第1編成は、運用当初から松本零士デザインの「忍者列車」に大変身して登場。
これが「青色の忍者列車」(201編成=モ201・ク101)で、2010年2月には同じ200系で「ピンクの忍者列車」(202編成=モ202・ク102)が追加され2両・2編成にパワーアップ。

片側にクロスシート4席を配し、残りはロングシート。
運転席近くのドアは、「忍者が見え隠れする扉」、カーテン、車内灯は手裏剣柄、運転室近くのロングシートに忍者のマネキン人形という凝った内装です。

「青色の忍者列車」モ201の運転台側乗務員用出入口のドア横には、デザインを担った松本零士の直筆サインがあるので、お見逃しなく。

2012年12月11日には「木育トレイン」と銘打って「緑色の忍者列車」(205編成=モ205・ク105)も運用を開始。
こちらは基本的な内容は同じですが、「みえ森と緑の県民税」を活用し、壁は三重県産の杉の木、吊り手に三重県産カエデ・国産カバ、ロングシート部ひじ掛けに三重県産ナラなどを活用しています。

起点駅の伊賀上野駅は、「忍者市駅」と大きく表示されていますが、これは伊賀市が「忍者市」としてPRしているからで(伊賀鉄道は駅舎と車両は伊賀市が保有する公有民営方式)、まさに忍者の里の玄関駅になっています。

なお、忍者列車の運用は、時刻表ではわからないので、乗車日の前日17:00以降に上野市駅(TEL0595-21-3231)に確認を。

「緑色の忍者列車」は三重県産の杉などを活用
伊賀鉄道 「名物✦忍者列車」に乗車せよ!
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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