西鉄バス「はかた号」が「キング・オブ・夜行バス」と呼ばれる理由は!?

西鉄バス「はかた号」

西鉄バス福岡・北九州 〜 東京(新宿)線「はかた号」は、バスタ新宿〜博多バスターミナルを結び1日1往復する夜行高速バス。走行距離1097kmは、電鉄系の定期路線バスでは全国最長。所要時間は、福岡行きが14時間17分、東京行き14時間39分という長旅で、そのため、シートはかなり豪華になっています。

大泉洋が「キング・オブ・深夜バス」 と称した夜行バス

北海道テレビの人気番組に『水曜どうでしょう』でかつて大泉洋が「はかた号」に乗り、「キング・オブ・深夜バス」(『水曜どうでしょう』では夜行バスを「深夜バス」と称していました)と呼んだことから、一般に「キング・オブ・夜行バス」と呼ばれるようになったのです。

夜行高速バスとしてはオリオンバス(オリオンツアー)の東京・八重洲〜博多が日本最長で、1110kmを誇っています。

現在の車両は、『水曜どうでしょう』時代からさらにグレードアップした三菱ふそう・エアロクィーン。
はかた号運行開始30周年を記念して2020年7月に運行が始まったもので、プレミアム・ビジネスの2クラス制(これは以前と同じ)。
パーティションで区切られた個室タイプの「プレミアムシート」4席、3列独立の「ビジネスシート」18席という内容です。
ともにシートは本革という豪華版ですが、とくに「プレミアムシート」では150度の電動リクライニング、背面マッサージ機、背面ヒーター、座面送風機能を内蔵。
空気清浄機も備わっています。

西鉄の謳い文句は、プレミアムシートが、「快適なホテルステイを思わせる完全なプライベート空間」、「上質なリラクゼーションと快適な眠りを作り出す充実した機能」、ビジネスシートが「高級感のある本革+モケットシートでリラックス」です。

両クラスとも、Wi-Fi、USBポート、スリッパ、アイマスク、お茶の無料配布もあり、まさに「キング・オブ・夜行バス」といった感じです。

運賃は窓口・券売機価格で、プレミアムシート大人2万5000円、ビジネスシート大人2万円。
ネットで2万円ほどで購入できるお得な日もあるので、ネット利用がおすすめです。

のぞみ号(東京駅〜博多駅)は、普通車指定席で2万3810円、羽田空港〜福岡空港はスカイマークなら1万円台なのでそれなりの料金ということになります。

到着時間を考えると、とくに博多行きの場合にはスカイマークの早朝便利用という手もある感じです。

西鉄バス「はかた号」が「キング・オブ・夜行バス」と呼ばれる理由は!?
関連HP 西鉄バス公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ