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関電トンネル電気バス扇沢駅

立山黒部アルペンルートの長野県・大町市側の玄関口となるのが扇沢駅。黒部トンネル(関電トンネル)の開通、黒部ダムの完成を受けて、昭和39年8月1日に開業した歴史ある立山黒部アルペンルートの大町側入口。平成31年4月から関電トンネル電気バスが運行。

関電トンネル電気バスが黒部ダムに向けて出発!



黒部ダム建設の物資輸送を目的に昭和33年に開通した関電トンネル。
途中に北アルプス・後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)の破砕帯(はさいたい)と呼ばれる断層地帯を貫通するため、大量の水などに悩まされて、難工事となり、一時は完成が危ぶまれるほどでした。
その難工事は映画『黒部の太陽』(昭和43年公開)のモチーフとなりました。

地上3階建てのターミナルの建物は、1階がきっぷうりば、2階に「レストラン扇沢」と改札口、3階にホームと屋上展望台という構造。
「レストラン扇沢」では全国のダムカレーのルーツとなるカレーを味わうことができます。

扇沢に駐車場がありますが、信濃大町駅から路線バス、バスタ新宿から中央高速バスも扇沢まで直通。
ちなみに、かつてのトロリーバスが鉄道事業だったため、扇沢駅となっていましたが、電気バス転換後には扇沢バスターミナルが正式名に。
バス転換後も扇沢駅と通称されていますが、正しくは鉄道事業ではありません。

関電トンネル電気バス扇沢駅
名称 関電トンネル電気バス扇沢駅/かんでんとんねるでんきばすおうぎさわえき
所在地 長野県大町市平
関連HP 立山黒部アルペンルート公式ホームページ
備考 4月下旬〜11月営業
電車・バスで JR大糸線信濃大町駅からアルピコ交通扇沢行きで40分
混雑時は扇沢手前8kmの臨時駐車場(600台〜800台/有料)から無料シャトルバスを利用
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約40km
駐車場 扇沢第1〜4駐車場(350台/有料)、大町市営駐車場(230台/無料)
問い合わせ 立山黒部アルペンルート TEL:076-432-2819
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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