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中綱湖

中綱湖

長野県大町市の大町市街の北に位置する仁科三湖(にしなさんこ)のうち、北の青木湖、南の木崎湖に囲まれた小さな湖が中綱湖(なかつなこ)です。フォッサ・マグナ(糸魚川・静岡構造線)沿いの断層に位置する湖ですが、その成因は定かではありませんが、他の二湖同様に堰止め湖ではないかと考えられています。

「釣りの中綱湖」でヘラブナ釣りで有名

青木湖を源とする農具川が北から流れ込み、南の木崎湖に流出。
国道148号が湖岸から少し離れて走るので、湖は静寂が守られています。
湖の東岸の長野県道324号(青具簗場停車場線)はかつての国道。
湖の西岸には塩の道と呼ばれる千国街道が通るので、ハイキングにも絶好です。

春には湖畔にオオヤマザクラが咲き、絶好の被写体に。

JR大糸線の簗場駅(やまなえき)があり、その西にある中綱集落が観光の拠点です。
簗場駅は、松本清張の長編推理小説『眼の壁』では、「見捨てられたような小駅」と記されています(往時の駅舎とは異なります)。
中綱集落からスポーツなどの基地となる鹿島槍黒沢高原(鹿島槍ヶ岳の撮影ポイント)へと上る車道も通じており、ドライブにも絶好です。

釣り人にも人気があり、毎年、ヘラブナ釣り大会が開催されています。

湖畔の寺が大地震で鐘とともに湖に沈み、天気の変わり目には鐘の音が聞こえるという伝承があります。

中綱湖
名称 中綱湖/なかつなこ
所在地 長野県大町市平
関連HP 大町市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR簗場駅から徒歩3分
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約36km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 大町市観光協会 TEL:0261-22-0190/FAX:0261-22-5593
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

仁科三湖とは!?

仁科(にしな)とは長野県大町市から安曇野(あずみの)にかけての総称で、古代、この地を領有した仁科氏(垂仁天皇の弟・仁品王が祖という)に由来する地名。大町市の北部にある青木湖、中綱湖、木崎湖の3つの湖が仁科三湖で、「思索の青木湖」、「釣りの中

 

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