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アルペンクワッドリフト

アルペンクワッドリフト

長野県北安曇郡白馬村、山麓の八方から、八方尾根の第1ケルンまで上る八方アルペンライン(八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフト)のうち、2番目に乗車するのがアルペンクワッドリフト。兎平と高山植物咲く黒菱平とを結ぶ4人乗りのリフトです。

黒菱平では、八方尾根鎌池湿原に寄り道を

兎平(うさぎだいら)で、80mほど歩いて、4人乗りチェアリフトのアルペンクワッドリフトに乗り継ぎます。
4人乗りチェアリフトが12秒間隔で運転され、兎平〜黒菱平(全長783m、標高差284.5m)を7分ほどで結んでいます。
4人乗りなので、親子4人で乗ることができ、ファミリーにも好評です。

アルペンクワッドリフトで上った黒菱平は標高1680m。
八方尾根は超塩基性の蛇紋岩(じゃもんがん)なので、黒菱平で、高山植物などがすでに観察でき、グラートクワッドリフトへの乗り継ぎ地点にも八方尾根鎌池湿原があり、白馬村の天然記念物に指定されています。
東西約150m、南北約300m、超塩基性岩(蛇紋岩)地に発達した楕円形の高層湿原(枯死した植物が低温のため腐らず泥炭化して蓄積し、周囲より高くなった湿原)、中間湿原で、高山性のトンボなどを観察できます。

蛇紋岩が風化されているため、土壌の発達は悪く、、植物の垂直分布上、本来標高の高いところに生育する高山植物の異常な下降現象(標高1680mで高山植物が繁茂)が観察できます。
初夏(6月下旬~7月下旬)にはコバイケイソウ、ワタスゲ、ニッコウキスゲなどが咲き、見事。
湿原の池塘(ちとう)越しに白馬三山を眺望する、絶景ポイントにもなっているので、お見逃しなく。
ガスで何も見えないときにも、初夏に花好きの人なら、黒菱平には来る価値があります。

なお、車で黒菱林道(黒菱ライン)を走り、終点の黒菱駐車場から黒菱第3ペアリフトを利用しても黒菱平に到達します。
八方ゴンドラリフト「アダム」の混雑が予想されるときには、「抜け道」として活用できます(黒菱第3ペアリフトの運転日に注意が必要)。

アルペンクワッドリフト
名称 アルペンクワッドリフト/あるぺんくわっどりふと
所在地 長野県北安曇郡白馬村北城
関連HP 八方アルペンライン公式ホームページ
電車・バスで JR白馬駅から松本電鉄バス八方行き、猿倉行きで5分、八方下車、徒歩10分の八方駅から八方アルペンラインのゴンドラリフトを利用
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約52km。八方駅から八方アルペンラインのゴンドラリフトを利用
駐車場 八方第3駐車場(200台/無料)、八方第9駐車場(100台/無料)
問い合わせ 白馬観光開発八方営業所 TEL:0261-72-3280
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

八方ゴンドラリフト「アダム」

長野県北安曇郡白馬村、山麓の八方から、八方尾根の第1ケルンまで上る八方アルペンライン(八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフト)のうち、最初に乗車するのが、スイスアルプスのような雰囲気を味わうことができる

黒菱第3ペアリフト

長野県白馬村、八方尾根に通じる黒菱林道(黒菱ライン)終点の黒菱駐車場と黒菱平を結ぶペアリフト。全長415m、高低差180mを7分で結んでいます。黒菱第3ペアリフトに乗れば、グラートクワッドリフトに乗り継ぐことができ、黒菱第3ペアリフトとグラ

グラートクワッドリフト

長野県北安曇郡白馬村、山麓の八方から、八方尾根の第1ケルンまで上る八方アルペンライン(八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフト)のうち、最後に乗車するのがグラートクワッドリフト。黒菱平と八方池山荘 (第1

八方尾根自然研究路

長野県白馬村、ハイライトである八方池(はっぽういけ)から白馬三山の見事な眺望が楽しめるのが、八方尾根自然研究路。八方アルペンラインを乗り継いだ第1ケルンから石神井ケルン、第2ケルン、八方ケルンを経て第3ケルンのある八方池(標高2060m)ま

黒菱林道(黒菱ライン)

長野県白馬村、白馬八方は和田野の奥、標高892m地点から八方尾根北尾根から八方尾根・黒菱駐車場へと登る林道が黒菱林道(黒菱ライン)。終点は標高1500mのカフェテリア黒菱(旧黒菱小屋)・黒菱第3リフト乗り場。全長は6.2km、全線舗装路です

八方アルペンライン

長野県北安曇郡白馬村、標高760mの八方から標高1831mの八方尾根の第1ケルン(村営八方池山荘)まで運行する、3種のゴンドラリフト、リフトの総称が、八方アルペンライン。長野オリンピックのスキー滑降コースのスタート地点まで上るもので、アルペ

 

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