長崎県雲仙市瑞穂町にある島原鉄道(諫早駅〜島原港駅)の駅が、古部駅(こべえき)。大正元年10月10日、愛野村駅〜神代町駅(現・神代駅)間の開通に伴って開業した歴史ある駅です。駅舎もない無人駅ですが、ホームの北側は有明海(諫早湾)という絶景の駅になっています。
「日本一海に近い駅」ともいえる島原鉄道の駅
古部駅の南側には島原街道(旧道)、そして国道251号が通っていますが、駅の北側は、有明海が広がっています。
全国的に見ても「日本一海に近い駅」のひとつですが、実はあまり知られていません。
干満の差が日本一大きな有明海なので、満潮時に訪れないと干潟が広がって「海に近い駅」が実感できません。
ホームへは線路を渡って階段を上るだけですが、線路を渡る際には遮断器、警報機もないので、列車の進入に注意が必要です。
島原鉄道では島原市の大三東駅(おおみさきえき)も同様のロケーションで、「海に近い駅」です。
駅近くにある雲仙茶の直売所でカフェを併設する「ぽっぽや茶葉」(栽培、製造、販売の一貫経営の長田製茶が運営)は、海の見えるカフェにもなっていて、雲仙茶ソフトクリーム、雲仙茶レモンケーキなども用意されているので、ドライブ途中の寄り道にも絶好です。
古部駅 | |
名称 | 古部駅/こべえき |
所在地 | 長崎県雲仙市瑞穂町古部乙82-4 |
関連HP | 島原鉄道公式ホームページ |
ドライブで | 長崎自動車道諫早ICから約24km |
駐車場 | あり/無料 |
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