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醍醐桜

醍醐桜

岡山県の天然記念物に指定された目通り7.1m、根元周囲9.2m、樹高18mの桜の古木が真庭市別所の醍醐桜。ヒガンザクラの一種、アズマヒガンザクラで推定樹齢はなんと1000年。枝張りは、東西南北に20mという立派なもの。元弘2年(1332年)、後醍醐天皇の隠岐配流の際、ここを通りその姿を讃えたことが名の由来という伝承も。

後醍醐天皇も観賞したという伝説の桜

平成15年のNHK大河ドラマ『武蔵MUSASHI』では少年時代の武蔵が宮本村の桜の下で別れた母親を慕い、待ち続けるシーンのロケ地となっています。

標高約500mの高地のため開花するのは4月上旬〜4月中旬で、五分咲きになるとライトアップが実施されています。
後醍醐天皇は、元弘元(1331)年、隠岐配流の際に旧暦3月中旬に出雲街道を通っています。
醍醐桜は街道からは離れていますが、開花時期とはピッタリと一致しているのです。

天皇を奪還しようと試みた児島高徳(こじまたかのり)が、それを果たせず桜の木を削って天皇を励ます詩を刻んだ舞台が、津山市の院庄館跡(美作守護職の館跡)だとされ、出雲街道沿いには後醍醐天皇にまつわる伝説が残されています。

醍醐桜
名称 醍醐桜/だいござくら
所在地 岡山県真庭市別所
関連HP 真庭市公式ホームページ
電車・バスで JR姫新線美作落合駅からタクシーで30分
ドライブで 中国自動車道落合ICから約17km
駐車場 第1駐車場(35台/無料)、第2駐車場(70台/無料)、第3駐車場(30台/無料)
問い合わせ 真庭市落合振興局地域振興課 TEL:0867-52-1111/FAX:0867-52-1939
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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