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妙興寺

妙興寺

岡山県瀬戸内市長船町福岡、中世の城下町・備前福岡にある名刹、妙興寺。応永10年(1403年)、播磨国主・赤松則興の供養のため、その子・日伝上人が備前福岡に創建した日蓮宗の寺。境内には黒田高政(黒田官兵衛の曾祖父)・重隆(黒田官兵衛の祖父)父子の墓所、宇喜多興家(宇喜多直家の父)の墓があります。

黒田高政の菩提寺

黒田高政は永正8年(1511年)に備前福岡に移り住み、その子・黒田重隆が大永5年(1525年)に播磨国に移り住むまで、この地で過ごしています(黒田家中興の地といわれるのはそのため、福岡県福岡市の福岡も、黒田長政の命名で、備前福岡に由来)。

黒田重隆(黒田官兵衛の祖父)が播州に移ったのは17歳の時。
青少年時代を当時山陽道随一の賑わいを見せた町で育ったことは、その後の黒田家の処世術にも影響を与えたことでしょう。
黒田重隆の子、黒田職隆(黒田官兵衛の父)は、大永4年(1523年)に備前福岡で生まれています。

妙興寺は、戦国時代には、寺域が2町(2万平方メートル)に及び、1院と10の坊が建ち並ぶ大寺院でした。

妙興寺
名称 妙興寺/みょうこうじ
所在地 岡山県瀬戸内市長船町福岡684
関連HP 瀬戸内市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR長船駅から徒歩20分
ドライブで 山陽自動車道山陽ICから約10km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 妙興寺 TEL:0869-26-2024
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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