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首里城・正殿

首里城・正殿

琉球王国時代最大の建造物が首里城の正殿(せいでん)で国殿、百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)、唐玻豊(からはふう)とも呼ばれた建物。この建物が琉球王国の浦々までを支配する王国の象徴として君臨していました。創建年は不明ですが『李朝実録』の1453年の記事には、3層の建物があったと記されています。

琉球王国時代最大の建造物で王府の中心

首里城空撮 Photo Map

現在の建物は戦前まで国宝建造物として残っていた1712年頃に再建された建物(沖縄戦で焼失)をモデルに復元してもの。
基本部分は北京の紫禁城(しきんじょう)内にある太和殿(たいわでん)に似せて造られたといわれていますが、正面にある八の字型の階段や龍柱があることなど、近隣にも類例のない琉球独自の建築スタイルとなっています。

正殿が2層屋根(2層3階)であることは中国式客殿でもっとも格式が高いことを示しているのです。

首里城正殿の主要部分に龍が描かれているのは、国王の象徴であり守り神でもあるため。
中国で皇帝の象徴として神聖視されたのと同じです。

正殿前が御庭(うなー)で、正殿、北殿、南殿・番所に囲まれた首里城の中心となる中庭。
中央の道(「浮き道」)は国王と中国からの冊封使(さっぽうし=中国の皇帝が付庸国の国王に爵号を授けるために派遣する使節)など限られた人だけに通行が許された道です。

首里城は、日本100名城、そして世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に選定されています。

首里城・正殿
名称 首里城・正殿/しゅりじょう・せいでん
所在地 沖縄県那覇市首里金城町1-2
関連HP 首里城公園公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール首里駅から徒歩12分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2km
駐車場 首里杜館地下駐車場/有料
問い合わせ 首里城公園管理センター TEL:098-886-2020
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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