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フナウサギバナタ

フナウサギバナタ

沖縄県宮古島市、伊良部島の北側にある小さな岬が、フナウサギバナタ。フナウサギバナタとは船を見送る頂(崖の上)という島の方言で、その昔、沖縄本島などに旅立つ(出兵する)家族や親戚の無事を祈り、船を見送った場所。かつてはサシバのオブジェが展望台になっていましたが、今は土台部分を残すのみです。

ふなうしゃぎぱなた=船を見送る頂(崖の上)

「ふな」は船、「うしゃぎ」(うさぎ)とは、見送る、「ぱなた」は頂上、崖の上で、「ふなうしゃぎぱなた」で船を見送る頂(崖の上)になります。
フナウサギバナタは少し転嫁した地名ということに。

昭和60年に建設された展望台は、サシバを形どったユニークな展望台ということで人気がありました。
沖縄本島などに旅立つ人や出兵兵士を見送ったという高台に位置するため、潮風をまともに受けることで、サシバの羽の部分が崩落。
危険ということで、令和元年8月にサシバ部分は撤去されています。

木材を海に落とし帆船で運んでいたことから「キーウルスバナタ」とも称していました。

伊良部島ではフナウサギバナタと、牧山展望台が2大展望地になっています。

ありし日のサシバのオブジェ
フナウサギバナタ
名称 フナウサギバナタ/ふなうさぎばなた
所在地 沖縄県宮古島市伊良部前里添
関連HP 宮古島観光協会公式ホームページ
電車・バスで 佐良浜港からタクシーで5分
ドライブで 佐良浜港から約5.2km(道路状況が悪い場合があるので事前に役場に確認の上で立ち入りを)
駐車場 20台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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