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備瀬崎

備瀬崎

沖縄県本部町(もとぶちょう)、本部半島の先端の岬が備瀬崎(びせざき)。備瀬のフクギ並木で知られる備瀬集落の北端に位置する岬です。眼前にミーウガン(新御願)と呼ばれる聖域となる小島が浮かぶ絶景の地です。透明度大の浜は備瀬崎ビーチとも呼ばれますが、潮流もあるので泳ぐというよりは磯の観察程度に留めておきましょう。

沖に伊江島を望む琉球石灰岩礁の岬

備瀬崎周辺の海岸は、琉球石灰岩の海食崖で、磯には根元が浸食されて細くなったキノコ岩があります。
波による浸食によって水面近くを中心に深い切れ込みが生じるもので、地質学ではノッチと呼んでいます。
備瀬崎には海水面の変動で生まれた「ダブルノッチ」もあり、複雑な景観を生み出しています。

備瀬崎周辺にはシュノーケリングには最適な入江もあり、磯の観察にも絶好。
沖に伊江島を望みますが、岩峰として知られる伊江島タッチュー(城山)が印象的です。

備瀬崎を回り込んだ東側の海岸には、「備瀬のワルミ」と呼ばれる聖地もありますが、訪れる人のマナーの悪さ、さらには私有地の通過ということもあって現在陸側からの立ち入りはできません。

ちなみに国土地理院の地形図には灯台のあるミーウガン(新御願)に備瀬崎という記載があり、正しい岬突端は、ミーウガン(新御願)の備瀬埼灯台のある場所ということになります。
干潮時にミーウガン(新御願)に渡ることも可能ですが、島が重要な聖域であることをお忘れなく。

備瀬崎
名称 備瀬崎/びせざき
所在地 沖縄県国頭郡本部町備瀬
ドライブで 沖縄自動車道許田ICから約29km
駐車場 20台/有料
問い合わせ 本部町観光協会 TEL:0980-47-3641/FAX:0980-47-3412
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

備瀬のフクギ並木

沖縄県本部町(もとぶちょう)、沖縄本島北部・本部半島の西端、海洋博公園北端のエメラルドビーチから北の備瀬崎に続く備瀬集落。集落中央にある公民館・備瀬構造改善センターの岬寄りの路地には備瀬のフクギ並木と呼ばれる素敵な並木道が続いています。フク

 

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