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松田鍾乳洞

松田鍾乳洞

沖縄県国頭郡宜野座村(ぎのざそん)松田にある観光化されていない鍾乳洞(全長236m、高低差20m)が、松田鍾乳洞。連続するウーヌメー洞、イヌジー洞、クシ墓洞などの総称が松田鍾乳洞、松田地区体験交流センターに予約し、ガイド付きで探勝。

「鍾乳洞さんさくコース」、「鍾乳洞たんけんコース」を用意

本来は、マンガー洞、メーガー洞、ウーヌメー洞、イヌジー洞、クシ墓洞と続く洞窟の総称ですが、ガイド付きで探勝できるのは、ウーヌメー洞〜イヌジー洞〜クシ墓洞。
メーガー洞は入口部分の30mのみ遊歩道(ボードウォーク)が整備されています。

平成25年に行なわれた松田鍾乳洞周辺環境活用整備事業まで、ジャングルに隠された神聖な場所として地元の人も近づかなった鍾乳洞で、鍾乳洞の内部の詳細な調査が行なわれ、地元のガイドによる探検ツアーが始まりました。
洞内の気温は20度~23度ほど。

ウーヌメー洞から、イヌシー洞間は、本洞140m支洞が4ヶ所合計123m。
イヌシー洞から最奥のクシ墓洞間は、96mあります。
クシ墓は、クシ墓洞穴貝塚という貝塚ですが、洞穴風葬墓でもあったため、この名があります。
沖縄戦では住民が隠れた住民避難壕のひとつ。

前日の12:00までに予約が必要で、ヘッドライトに長靴、ヘルメット、つなぎ(服の汚れる鍾乳洞の奥まで探勝の「鍾乳洞たんけんコース」)を装着して洞窟内を探検します。
「五感とヘッドライトの灯りだけを頼りに暗闇の中を進みます」というワイルドな体験が可能。

歩道が整備されない洞内ですが、最低限のタラップ(階段)は設置されています、洞窟入口のウーヌメー洞部分は、隆起サンゴ礁の浸食が始まったドリーネ部分(カルスト台地にある地面がすり鉢状にへこんだ場所)なので、縦穴でハシゴを使って横穴部分まで下ります。

「鍾乳洞さんさくコース」(所要1時間/対象:5歳以上で、元気で健康な人)、ウーヌメー洞からクシ墓洞までつながる「鍾乳洞たんけんコース」(所要2時間/対象:10歳以上で、元気で健康な人)があり、観光鍾乳洞ではないので、鍾乳石の保存状態もよく、沖縄県内で確認された鍾乳石のほぼすべてがあるとのこと。
「鍾乳洞たんけんコース」は、地下水路の中を歩いたり、四つん這いで狭い洞を抜けたりと、かなりワイルドです。

大雨の後などは水没して入洞ができないことも。

運が良ければ体長20cmほど、石灰洞に暮らすトカゲ、クロイワトカゲモドキ(リュウキュウトカゲモドキ)を観察することも。

探検は少しハードという場合には、30mほどの遊歩道が整備されるメーガー洞の探勝を。
琉球王府時代の面影を残す周辺の史跡とメーガー洞をガイド付きで見学する「メーガー洞と周辺史跡巡り」が用意されているほか、時間に余裕のない人は、メーガー洞のみ見学(ガイドなし)も可能。

ちなみに松田地区体験交流センターでは宜野座村の土産販売や松田地区体験交流センター限定のクロイワトカゲモドキの色塗り体験も可能。

松田鍾乳洞
名称 松田鍾乳洞/まつだしょうにゅうどう
所在地 沖縄県国頭郡宜野座村松田78
関連HP 松田地区体験交流センター公式ホームページ
ドライブで 沖縄自動車道宜野座ICから約3.5km
駐車場 松田地区体験交流センター駐車場を利用
問い合わせ 松田地区体験交流センター TEL:0989-89-8100/FAX:0989-89-8100
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

メーガー洞

沖縄県国頭郡宜野座村(ぎのざそん)松田にある全長80mほどの観光鍾乳洞が、メーガー洞。入口部分の30mに遊歩道(ボードウォーク)が設置され、服を汚さず気軽に探勝することができます。鍾乳洞の豊富な水量は、生活用水の水場として村人の暮らしを支え

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