JR西日本の「ONE PIECE（ワンピース）新幹線」が人気！

JR西日本の山陽新幹線を走る「ハローキティ新幹線」は、2026年3月に運転終了。それに代わって運行するのが2025年4月12日に登場した「ONE PIECE新幹線」。麦わらの一味と「偉大なる線路（グランドレイル）」に乗り出そう！ということで、ONE PIECEファンには見逃せない新幹線車両です。

「せとうちブルー号」など3タイプのONE PIECE新幹線が

『週刊少年ジャンプ』（集英社）に1997年34号から長期連載中の人気漫画が『ONE PIECE』（尾田栄一郎作）。
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする海洋冒険ロマンで、日本だけでなく、今や世界的な人気キャラになっています。
2015年6月15日には「Most Copies Published For The Same Comic Book Series By A Single Author」（最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ）ということでギネス世界記録に認定。

そんな人気を背景にJR西日本では3編成にONE PIECEラッピングを施し、瀬戸内海をイメージした青い車体に主人公・ルフィら海賊団のキャラクターをデザインした「せとうちブルー号」、仲間のチョッパーにちなんだ「トニートニー・チョッパー号」、ルフィがかぶる麦わら帽子の黄と赤で彩った「モンキー・Ｄ・ルフィ号」が岡山〜博多を走っています。

車内も「新幹線内にはさまざまな海賊たちが勢揃い！」とPRするようにドアやヘッドカバーなど随所に海賊が配され、ファンならずともウキウキ気分に。
まさに「お宝旅に、出発するぞ！」といった感じです。

運用されるのは岡山〜博多を走る「こだま」で、運行表はJR西日本のHPで発表されています（3編成のうちいずれかで運転されるかはわかりません）。