サイトアイコン ニッポン旅マガジン

大國魂神社『酉の市』|2024

大國魂神社『酉の市』

2024年11月5日(火)=一の酉、11月17日(日)=二の酉、11月29日(金)=三の酉、東京都府中市の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)で『酉の市』を開催。古代に武蔵国の国府近くに創建された総社がルーツというのが大國魂神社で、まさに武蔵国の中心的な存在ですが、『酉の市』は関東三大酉の市に数えられるほどの賑わい。

境内社・大鷲神社の例祭で例年60万人の人出が!

大國魂神社の主祭神は、大國魂大神 (おおくにたまのおおかみ) で、いわゆる大国主神と同神。
『酉の市』は境内社(大國魂神社拝殿の西側)の大鷲神社 (おおとりじんじゃ)の祭礼。
大鷲神社は、和泉国一之宮の大鳥大社(大阪府堺市)から日本武尊(やまとたけるのみこと)の分霊を勧請し、幕末の文久3年(1863年)、府中新宿町(現・宮町)に創建した大鷲神社が、明治の神社合祀により、明治43年、大國魂神社内の住吉神社に合祀されたもの。

大國魂神社では、酉の市に神符熊手の授与するほか、縁起物の熊手を売る店が軒を並べています。
福徳をかき寄せる、福をとり(酉)寄せるというところから、おかめ面や千両箱などの飾りが付けられた熊手を、縁起物として売るのです。

ちなみに三の酉まである年は江戸の火事が多いといわれますが、過去の三の酉の年には江戸の大火がないことから、大火に限っては当てはまらないことから、火事に対する戒めだと推測できます。

ちなみに関東三大酉の市は、大國魂神社のほか、酉の市のルーツのひとつである鷲神社『浅草酉の市』(台東区)、花園神社『酉の市』(新宿区)で、人出(賑わい)がベースの三大です。
大國魂神社も期間中60万人もの人出があります。

酉の市は、9:00~22:00頃で、この間なら熊手などの購入が可能です。
大鷲神社は大國魂神社拝殿の西側にあります。

大國魂神社『酉の市』|2024
開催日時 2024年11月5日(火)=一の酉、11月17日(日)=二の酉、11月29日(金)=三の酉
所在地 東京都府中市宮町3-1
関連HP 大國魂神社公式ホームページ
電車・バスで JR南武線・武蔵野線府中本町駅、京王線府中駅から徒歩7分
ドライブで 中央自動車道府中スマートICから約3km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 大國魂神社 TEL:042-362-2130/FAX:042-335-2621
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大國魂神社

律令時代の武蔵国の国府があった場所に鎮座し、国司が参拝した総社を前身とするのが東京都府中市の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)。5月5日の例祭を中心に執り行なわれる『くらやみ祭』も国司祭をルーツとしています。厄除け祈願、厄払いにご利益がある

関東三大酉の市とは!?

関東三大酉の市に数えられるのは、江戸時代に創始され、江戸時代後期には江戸で一番の賑わいをみせた鷲神社『浅草酉の市』(台東区)、明治時代に始まった花園神社『酉の市』(新宿区)、大國魂神社『酉の市』(府中市)。すべて東京都内なので東京三大酉の市

東京で『酉の市』|2024

2024年11月5日(火)=一の酉、11月17日(日)=二の酉、11月29日(金)=三の酉、酉の市発祥の地である足立区の大鷲神社(おおとりじんじゃ)、台東区の長国寺・鷲神社(『浅草酉の市』)、新宿区の花園神社(『新宿酉の市』)、練馬区の練馬

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了