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万博記念公園

万博記念公園

昭和45年3月15日〜9月13日(183日間)、「人類の進歩と調和」をテーマに、アジア初の万博となる『日本万国博覧会』が、大阪千里丘陵にて開催されました。シンボルとなった太陽の塔をそのままに、万博会場の跡地を整備した公園が万博記念公園(大阪府日本万国博覧会記念公園)です。春は桜が咲き誇り、日本さくら名所100選に選定。

入場者数6422万人を誇った大阪万博の会場跡地が公園に

万博記念公園のモミジバスズカケノキの並木道
花の丘の秋を彩るコスモス花園

参加国数77ヶ国、入場者数6422万人という万国博覧会空前の記録を残した大阪万博でしたが、その跡地は、自然の森再生事業を中心に、政府出展施設である26haの日本庭園をはじめ、国内展示館「日本民芸館」を踏襲する「大阪日本民芸館」、パビリオン「鉄鋼館」を再生し日本万国博覧会当時を紹介する「EXPO’70パビリオン」、万博のシンボルとなった太陽の塔、夢の池の噴水など博覧会の施設、さらに昭和52年開館の国立民族学博物館、大型商業施設「ららぽーとEXPOCITY」のほか、8つのエンターテイメントからなる大型複合施設「EXPOCITY」、源気温泉「万博おゆば」、ホテル阪急エキスポパーク、万博記念競技場、万博記念公園野球場などが整備されています。

東西1300m、南北200mと、細長い地形の日本庭園は、西から東に向かって流れるせせらぎに沿って探勝すれば、泉(上代庭園地区=平安時代/8世紀〜11世紀)、滝(上代庭園地区=平安時代/8世紀〜11世紀)、洲浜(中世庭園地区=鎌倉・室町時代/12世紀〜16世紀)、心字池(江戸時代の大名庭園)、こい池(現代庭園地区)と、日本庭園の歴史をダイジェストで理解できる仕組み。

「EXPOCITY」にある大観覧車
観覧車のゴンドラからの眺め

自然文化園エリアのお花畑にも注目を!

ヒマワリ咲く夏
自然文化公園エリアを走る森のトレイン

年月を費やして美しい森となった部分は、ソラード(森の空中観察路)や高さ19mの展望タワーを利用して観察することができます。
太陽の塔が建つ自然文化園エリアには春は菜の花とポピーそしてカモミールが、秋にはコスモスが咲く花の丘、里山の農村風景を醸し出すお茶畑「茶摘みの里」、自然観察学習館(自然学習の森)などがあり、公園繁忙期の土・日曜、祝日に限り、「森のトレイン」も運行。

万博公園の玄関駅は大阪モノレール(大阪高速鉄道)の万博記念公園駅と公園東口駅ですが、万国博覧会の時には開通しておらず、万博記念公園駅は平成2年6月1日、公園東口駅は平成10年10月1日の開業です。

万博記念公園
名称 万博記念公園/ばんぱくきねんこうえん
所在地 大阪府吹田市千里万博公園1-1
関連HP 万博記念公園公式ホームページ
電車・バスで 大阪モノレール万博記念公園駅、公園東口駅からすぐ
ドライブで 名神高速道路・中国自動車道吹田ICから約4.5km
駐車場 東駐車場(998台/有料)・南駐車場(1218台/有料)・中央駐車場(971台/有料)・日本庭園前駐車場(616台/有料)・西第1駐車場(691台/有料)
問い合わせ 万博記念公園総合案内所 TEL:06-6877-7387
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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