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安満遺跡公園

安満遺跡公園

大阪府高槻市八丁畷町にある弥生時代の環濠集落跡を含む集落遺跡・安満遺跡(あまいせき)を公園化して保存した施設が、安満遺跡公園。京都大学大学院農学研究科附属農場の移転に伴い、21.8haという広大なエリアを公園化。広大な芝生が広がり、展示館のほか、レストランやカフェも営業。

国の史跡(安満遺跡)一体を公園化

阪急京都線高槻市駅近く、阪急京都線の線路とJR京都線の線路に挟まれた敷地が、安満遺跡公園。
令和3年3月27日に全面オープンした新しい公園です。

安満遺跡は、環濠が巡る居住域、低湿地と一体をなす生産域、そして墓域の3つのエリアで成り立っていますが、環濠部分には白い石を敷き、人工芝の土手を整備。
生産域部分にも小区画水田を再現し、古代米づくりができる田んぼや畑が用意されています。
墓域の一部では土を盛って墓の一部を再現、弥生時代のムラを体感することができます。

パークセンターには天候に左右されずに、子どもたちが思いっきり遊べる子どもの遊び場「ボーネルンド プレイヴィル」もあり、開園から時が浅いのにも関わらず、高槻市のランドマーク的な存在になっています。

「レストラン ファーマーズクラブ」のある本館、弥生時代のムラを紹介する展示館の建物は、大阪府の近代化遺産にも認定。
昭和3年に開設された京都大学大学院農学研究科附属農場時代のもので、昭和初期に建築されたた白壁と赤い屋根が印象的な建物です。

設計は、昭和初期の京都帝国大学施設を多数設計した大倉三郎が京都帝国大学営繕課時代初期の昭和3年に手掛けたもの。
師である武田五一(たけだごいち)が監修した木造の洋館です。

偶然にも弥生時代の居住域に農場建物群が設けられ、一帯が京都大学の農場として利用されたことで、宅地開発を免れ、地下の遺構が良好に保存されてきたのです(平成28年、京都府木津川市に移転)。

安満遺跡公園
名称 安満遺跡公園/あまんいせきこうえん
所在地 大阪府高槻市八丁畷町12-3
関連HP 安満遺跡公園公式ホームページ
電車・バスで 阪急高槻市駅から徒歩10分、JR高槻駅から徒歩13分
ドライブで 名神高速道路高槻ICから約2.8km
駐車場 西駐車場(152台/有料)・東駐車場(275台/有料)
問い合わせ 安満遺跡公園 TEL:072-648-4725/FAX:072-648-4726
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

安満宮山古墳(青龍三年の丘)

大阪府高槻市安満御所の町、安満山の中腹、標高125mの狭い尾根上にある、一辺20mほどの長方形墳が、安満宮山古墳(あまみややまこふん)。高槻市立公園墓地内にある古墳で、出土した「青龍三年」(235年)銘が入った青銅鏡から3世紀後半の築造とさ

 

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