大阪府堺市堺区、大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の外濠の南西側に築かれた方墳が、銅亀山古墳(どうがめやまこふん)。百舌鳥古墳群の1基で、大仙陵古墳の陪冢(ばいちょう)とされ、宮内庁が「仁徳天皇陵に号飛地」として管理。世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産にもなっています。
宮内庁が「仁徳天皇陵に号飛地」として管理
大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の前方部西側の外濠から20mほどという近接した古墳で、周辺に造られた方墳で、唯一現存するもの。
現状では1辺26mほどですが、かつてはもう少し大きかったと推測されています。
2段で構築され、墳丘のかたちがで亀に似ていることから、地元では「どんがめ」と呼ばれていました。
築造時期は5世紀前半で、北側にある菰山塚古墳(こもやまづかこふん)、丸保山古墳、東にある孫太夫山古墳(まごだゆうやまこふん)と同時期の構築。
平成23年の発掘調査で、円筒埴輪などが出土しています。
銅亀山古墳 | |
名称 | 銅亀山古墳/どうがめやまこふん |
所在地 | 大阪府堺市堺区大仙町6-26 |
関連HP | 堺観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR百舌鳥駅から徒歩10分 |
ドライブで | 阪神高速15号堺線堺出口から約3km |
駐車場 | 大仙公園第1駐車場(127台/有料)・第2駐車場(149台/有料)・第3駐車場(98台/有料) |
問い合わせ | 堺市文化観光局文化部文化財課 TEL:072-228-7198/FAX:072-228-7228 |
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