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七観音古墳

七観音古墳

大阪府堺市堺区、大仙公園の公園内にある円墳が、七観音古墳。上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)の外周部分にあたる大仙公園の南出入口にあり、上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵)の陪冢(ばいちょう)と推測できる古墳です。世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産にもなっています。

大仙公園内の円墳は、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産

直径32.5m、高さ3.8mの円墳で、古墳の表面を覆っていた葺石、円筒埴輪の破片などがみつかっています。
築造は5世紀(古墳時代中期)と推測され、埋葬施設については未調査のため不明ですが、碧玉(へきぎょく)製の琴柱(ことじ)形石製品が出土したと伝えられています。

現在は古墳を保護するため、古墳の上にさらに盛り土がされ、低木が植栽されているため、往時と異なる形状、雰囲気になっています。
隣接する鉄器や武器が大量に発見された七観山古墳(復元)も上石津ミサンザイ古墳の陪冢です(名前が似ているのでよく間違えられます)。

七観音古墳
名称 七観音古墳/しちかんのんこふん
所在地 大阪府堺市堺区旭ヶ丘北町5丁
関連HP 堺市公式ホームページ
電車・バスで JR上野芝駅から徒歩15分
ドライブで 阪神高速15号堺線堺出口から約3km
駐車場 大仙公園第1駐車場(127台/有料)・第2駐車場(149台/有料)・第3駐車場(98台/有料)
問い合わせ 堺市文化観光局博物館学芸課 TEL:072-245-6201/FAX:072-245-6263
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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