サイトアイコン ニッポン旅マガジン

大阪七福神

大阪七福神

江戸時代に始まったという歴史ある大阪七福神。通年七福神めぐりが可能なのと、徒歩で巡ることが可能な3社4寺で、手頃な散策として人気です。専用の色紙が用意され、どの寺社をスタートしても、日時を費やしても構いません。最初に色紙代がかかるのと、各寺社で朱印を押す際の料金が必要です。

三光神社/寿老人

所在地:大阪市天王寺区玉造本町14-90
電車バスで:JR環状線玉造駅から徒歩5分、大阪メトロ長堀通駅から徒歩2分
備考:大坂城・真田丸に建つ古社。境内に真田幸村の像、大坂城へ通じるとされる抜け穴の跡もあります

三光神社

大阪市天王寺区の宰相山公園にある古社、三光神社。社伝では反正天皇(はんぜいてんのう/古墳時代に在位したとされる天皇)の時代の創建と伝えられています。戦国時代に大坂城の出城・真田丸が置かれ、大坂の陣のときには真田信繁(真田幸村)が大坂城から抜

長久寺/福禄寿

所在地:大阪市中央区谷町8-2-49
電車バスで:大阪メトロ中央線谷町六丁目駅から徒歩5分、千日前線谷町九丁目駅から徒歩10分
備考:天正7年(1579年)、淀君が豊臣秀頼の武運長久を祈願し、片桐且元らが奉行となり、大坂城築城の余材をもって創建。現存する本堂は昭和38年再建の鉄筋コンクリート造り

法案寺/弁財天

所在地:大阪市中央区島之内2-10-14
電車バスで:大阪メトロ堺筋線日本橋駅から徒歩5分
備考:聖徳太子創建と伝わる古刹。聖観音立像(国の重要文化財)は元旦から1週間に限り御開帳

大乗坊/毘沙門天

所在地:大阪市浪速区日本橋3-6-13
電車バスで:南海電鉄難波駅から徒歩5分
備考:高野山真言宗の寺。秘仏の毘沙門天は5月・11月の第2日曜の御開帳

敷津松之宮(大国主神社)/大黒天(大国主命)

所在地:大阪府大阪市浪速区敷津西1-2-12
電車バスで:大阪市高速電気軌道御堂筋線・四つ橋線大国町駅下車、徒歩2分
備考:敷津松之宮(しきつまつのみや)が正式名。地元では「木津の大国さん」と親しまれています

今宮戎神社/恵比寿神

所在地:大阪市浪速区恵美須西1-6-10
電車バスで:南海本線今宮戎駅から徒歩すぐ、大阪メトロ堺筋線恵比須町駅から徒歩5分、JR新今宮駅から徒歩5分
備考:聖徳太子建立七大寺の一つ、四天王寺創建の際に西を守護する社として創建。毎年1月9日〜11日にかけて『十日戎』(とおかえびす)が開かれます

今宮戎神社

商売繁盛の神様「えべっさん」として知られる神社で、大阪市浪速区に鎮座するのが今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)。毎年1月9日〜11日にかけて『十日戎』(とおかえびす)が開かれることでも有名。推古天皇8年(600年)、聖徳太子建立七大寺の一

今宮戎神社『十日戎』|大阪市

1月9日~1月11日9:00〜21:00、大阪市浪速区の今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)で『十日戎』が行なわれます。「商売繁盛で笹もってこい」の威勢のいい掛け声がこだまする『十日戎』は有名で、9日(宵戎/宝恵駕籠行列)、10日(本戎)、

四天王寺/布袋尊

所在地:大阪市天王寺区堀越町2-15
電車バスで:JR大阪環状線天王寺駅・近鉄あべの橋駅から徒歩15分、地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩5分
備考:推古天皇元年(593年)、聖徳太子が四天王像を自刻して創建と伝わる日本最古の官寺。日本で最古の「四天王寺式伽藍配置」にも注目。布袋堂には大阪七福神の布袋尊(布袋堂本尊・乳布袋)を祀っています。その風格から「乳のおんばさん」と呼ばれるもの。1月14日には日本三大奇祭のひとつ『どやどや』が行なわれます

四天王寺

推古天皇元年(593年)創建と伝わる大阪市天王寺区にある古刹が四天王寺(してんのうじ)。『日本書紀』によれば、仏教を支持する蘇我馬子(そがのうまこ)と日本古来の宗教を支持する物部守屋(もののべのもりや)との戦いで、仏教を支援した聖徳太子が形

四天王寺『どやどや』|大阪市

1月14日14:30〜、大阪市の四天王寺(六時礼讃堂・仁王門前)で『どやどや』が行なわれます。岩手県黒石寺の『黒石裸祭(蘇民祭)』(旧暦正月7日~8日)、『西大寺会陽』(裸まつり/2月第3土曜)などと並び「日本三大奇祭」のひとつに数えられて

大阪七福神を徒歩で巡るなら

三光神社/寿老人→(1.4km・徒歩20分)→長久寺/福禄寿→(1.0km・徒歩15分)→法案寺/弁財天→(1.0km・徒歩15分)→大乗坊/毘沙門天→(1.1km・徒歩16分)→敷津松之宮大国主神社)/大黒天→(650m・徒歩7分)→今宮戎神社/恵比寿神→(1.2km・徒歩17分)→四天王寺/布袋尊

徒歩約6.5km・所要1時間30分(ルートによって時間は多少異なります)

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

なにわ七幸めぐり

人生には7つの難関が待ち受けているといわれますが、神仏にすがってその難関を逃れ、7つのご利益を得ようというのが『なにわ七幸めぐり』。昭和58年、大阪21世紀協会の理事だった堺屋太一の提案で始まったものですが、公共交通機関を使い、2日ほど掛け

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了