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大阪から東京に帰る最終は、大阪駅深夜0:33発!?

サンライズ瀬戸・出雲

出張や旅行で大阪方面に出かけた際、気になるのが、最終列車。東海道新幹線の最終は、「のぞみ64号」で新大阪21:24発。飛行機はANA、JALともに関空が21:00頃、伊丹は少し早い20:20前後という感じですが、裏技として大阪駅を深夜0:33に発車する列車が! ただし早めの予約が必要です。

「サンライズ瀬戸・出雲」のノビノビ座席は利用価値大

大阪駅に停車中の「サンライズ瀬戸・出雲」

名神高速・東名自動車道を東上するJRハイウェイバスで最終は大阪駅JR高速バスターミナル23:30発で、東京駅日本橋口7:51着で、東京駅から1時間圏内なら出社時間に間に合うかもしれません。

これに対して、大阪駅0:33発は、寝台特急の「サンライズ瀬戸・出雲」で、横浜駅着6:44、東京駅着が7:08で、これなら会社にも十分に間に合います。
さらに寝台特急なので、夜行バスに比べても睡眠の質も向上します。

シングル利用で、乗車券8910円、特急券2960円、寝台料金7700円、合計1万9570円と、のぞみ利用(乗車券8910円、特急券5810円、合計1万4720円)と料金はかかりますが、差額は4850円と新大阪駅前のカプセルホテルよりも安い差額で、快適に移動できるのです。

差額はもったいないという場合には、「サンライズ瀬戸・出雲」の「ノビノビ座席」の利用を。
フェリーの2等(カーペット敷き)のような席ですが、乗車券8910円+特急券3490円、合計1万2400円で、のぞみ利用よりも2320円安く、東京まで帰ることができます。
区切りのあるフルフラットシートの指定席で、枕はありませんが、毛布は用意され、自分のスペースを気にすることなく、完全に横になって寝むることができます(ただし隣の席との間にはカーテンがありません)。

JRの夜行高速バスが週末は6000円ほどなので、倍額となりますが、その分、足を伸ばして眠ることができ、翌朝、元気に出社や登校も可能という感じです。
ほぼ個室感覚でくつろげることが売りのJR夜行高速バス(ドリームルリエ号)の「プレシャスクラス」(リクライニング角度156度)は大阪〜東京が1万5500円ほど、「アドバンスクラス」(リクライニング角度148度)が8800円〜1万3300円くらいなので、「ノビノビ座席」のライバルともいえますが、寝台特急のほうがやはり寝心地は上です。

難点といえば「サンライズ瀬戸・出雲」は、四国、山陰への人気の寝台特急のため、早めの予約が必要で、当日の予約は絶対に無理ということ。
急に決まった出張や、天候を見て決めた旅行などには使うことができません。
また、下りの「サンライズ瀬戸・出雲」は大阪を通過するため、大阪人が東京帰りに利用することはできません。

「サンライズ瀬戸・出雲」のノビノビ座席
大阪から東京に帰る最終は、大阪駅深夜0:33発!?
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