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霊仙寺

霊仙寺

大分県豊後高田市の香々地地区(「一路一景」と呼ばれる夷耶馬)にある霊仙寺は、養老2年(718年)、仁聞によって開かれた古刹。六郷満山の末山本寺(全10寺)で本尊は千手観世音菩薩(毎年2月18日に御開帳)。神仏習合の時代(明治初年の神仏分離以前)には、六所神社の別当を務め、隣の実相院を支院としていました。

巨大な地蔵尊にも注目!

入口に建つ楼門の2階部分は、神社風ですが、東に位置する六所神社の山門を移設したものです。
明治の神仏分離まで、六所神社は霊仙寺の奥の院として機能していました。
最盛期には12坊を有し、六郷満山屈指の大寺として繁栄していました。

境内にある地蔵尊は、安政7年(1860年)の作で、高さ4.87m(ひとつの巨岩でつくられています)、九州最大規模を誇っていますが、「願かけ地蔵」として親しまれています。

霊仙寺の建つ夷耶馬と称される一帯は、かつては大魔所(悪魔や魔物の棲む場所)とも呼ばれた仙境の地。
平安時代に六郷満山の僧たちは、この仙境を見出し、谷全体を「夷石屋」という寺院へと発展させました。
その中心となったのが霊仙寺なのです。

宇佐神宮六郷満山霊場第14番霊場。
国東六郷満山霊場第20番霊場。

霊仙寺
名称 霊仙寺/れいせんじ
所在地 大分県豊後高田市夷1015
関連HP 豊後高田市観光協会公式ホームページ
ドライブで 東九州自動車道宇佐ICから約34km
駐車場 あり
問い合わせ 霊仙寺 TEL:0978-54-2723
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

夷耶馬

大分県豊後高田市の香々地支所からから竹田川の上流へと走ると、夷谷(えびすだに)。ここが夷耶馬(えびすやば)と呼ばれる景勝地で、その迫力は本家である耶馬渓(やばけい=大分県中津市)を凌ぐという人もいるほどの奇観。清流を挟んだ両岸に岩峰が連なり

夷耶馬・一路一景公園(一路一景夷谷展望広場)

大分県豊後高田市の景勝地、夷耶馬(えびすやば)。竹田川の上流にある夷谷随一の展望地が夷耶馬一路一景公園です。竹田川の清流を挟んで左手に大仏岩、高城、馬の背、白岩、右手に不動岩、くじら岩、高岩などの岩峰が連なり、本家・耶馬溪にも勝るといわれる

 

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