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内成棚田

別府市街の南、由布市との境に位置する内成地区は、別府市では貴重な農地。「日本の棚田百選」に選定される内成棚田は、勢場、太郎丸、梶原の3集落30戸が耕作する41.7haの棚田。近世(戦国時代~江戸時代)に始まったという歴史ある水田で、今も1000枚にも及ぶ見事な棚田が広がっています。

別府市にある「日本の棚田百選」選定の棚田

賀来川(かくがわ/下流は大分川)の支流となる石城川(せきじょうがわ)の最上流部に位置し標高200m〜300mあたりに広がる棚田。
棚田近くには宝亀年間に創建という石城寺も建っています。
石城寺の下に「水分石」という水神様が鎮座していますが、この石の湧き水が棚田の水源で石城川の源流。
太郎丸と勢場地区を結ぶ細い農道には樹齢1000年の大イチョウ(大分県の特別保護樹)や棚田を眺めるベンチも配されていますが、残念ながら駐車スペースがありません。
月見石展望台(標高290m)に駐車場がありますが、そこまで上るのがかなりの狭い道でドライブテクニックが必要となります。

平均勾配は10分の1というから水平距離でに10m進むと1m高くなる傾斜。
月見石、太郎丸(石城寺)、下畑が絶景のポイント。

近くにはやはり「日本の棚田百選」に選定される由布川奥詰棚田(5ha)もあって日本有数の棚田景観が楽しめます。

内成棚田
名称内成棚田/うちなりたなだ
所在地大分県別府市内成
関連HP別府市公式ホームページ
ドライブで東九州自動車道別府ICから約12km、または、大分ICから約16.3km
駐車場月見石展望台駐車スペースを利用
問い合わせ別府市農林水産課 TEL:0977-21-1133
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

両合棚田

大分県宇佐市院内町にある日本の棚田百選に選定の棚田が両合棚田。棚田の中央を流れる小平川を境に西の小平地区、東の滝貞地区が出合うという意味で、一帯が両合と呼ばれています。4haに120枚の棚田が耕作され、小平川を挟んだ両側の急斜面に棚田が広が

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