大分県別府市中央町、JR日豊本線・別府駅南側の高架下にある商店街が、べっぷ駅市場。鮮魚店や惣菜屋、ペット美容室など、30店舗ほどが軒を連ね、文字通り別府市民の台所的存在。関アジの寿司や豊後水道で水揚げされた鮮魚や肉、野菜や果物、惣菜など、なんでも揃い、観光目的での利用にも最適です。
昭和41年に開業の「日本一の高架下商店街」が前身
別府駅側から南側(大分駅側)に向かって高架下に続くべっぷ駅市場。
第一田の湯通りの入口から、第二田の湯通り、さらに流川通りを経て、さらに南へと続いています。
野菜・果物、精肉、魚介、惣菜、菓子・茶の店などが軒を並べて、まさにかつて各地にあった昭和レトロな「公設市場」を思わせる雰囲気になっています。
巻きずしが名物の「野田商店」、焼きサバ棒寿司の「すしそうざい菜の花」、手づくり惣菜の「山上商店」、種類豊富の弁当が並ぶ「天野おかず店」など地元密着の惣菜店も人気です。
亀の井ホテル並び、第二田の湯通り沿いには、天然酵母パンで人気の「オニパンカフェ別府店」(本店は由布市湯布院町塚原に)も営業。
干物などがお目当てなら、佐伯の干し物を扱う「ワコー」、地物干し魚も並ぶ「井上海産物店」など魚屋にも注目です。
飲食店はないので、食事が目的の人は不向きですが、惣菜を買って近隣の公園などで味わう人も多数。
また駅周辺のシティホテルや、素泊まり対応の宿の宿泊者には、朝食、夕食などの購入に便利な立地です。
毎週金曜の「金の市」も開催。
駐車場は、べっぷ駅市場利用の場合、40分無料という対応も。
「べっぷ駅市場」とは駅を挟んで反対側には近年ちょっと変わったアートな商店街として再注目される「別府北高架商店街」も連なっています。
いずれも前身は、昭和41年10月1日に開業、完成当時に「日本一の高架下商店街」といわれた別府ステーションセンター(南名店街、北名店街、南高架商店街、北高架商店街で構成)。
平成8年10月、南高架商店街が「べっぷ駅市場」に改称(北高架商店街の名称はそのままに継続)、南北の名店街も別府駅コンコースの両側にあるB-PassageとBIS南館の2施設に姿を変えています。
べっぷ駅市場 | |
名称 | べっぷ駅市場/べっぷえきいちば |
所在地 | 大分県別府市中央町6-22 |
関連HP | べっぷ駅市場公式ホームページ |
電車・バスで | JR別府駅から徒歩すぐ |
ドライブで | 東九州自動車道別府ICから約6km |
駐車場 | べっぷ駅市場専用駐車場(40分まで無料/以降有料)を利用 |
問い合わせ | べっぷ駅市場 TEL:0977-22-1686 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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