大分県玖珠郡九重町、大分県道11号(別府一の宮線)・やまなみハイウェイ途中に広がる高原地帯が、長者原(ちょうじゃばる)。標高1000m~1100mに位置し、飯田高原の中心的存在ともいえるエリアで、くじゅう連山・坊ガツル登山口には長者原ビジターセンターが建っています。
やまなみハイウェイ途中にある絶景の休憩スポット
1700m級の山並みが連なるくじゅう連山への登山の起点が、長者原ビジターセンターで、タデ原湿原を探勝するタデ原木道、湿原を大きく周回する長者原自然研究路の起点にもなっています。
坊ガツル湿原とともにラムサール条約の登録湿地として、山岳地域に形成された中間湿原・タデ原湿原(38ha)も広がり、ドライブの休憩ポイントとしても、散策・撮影にも絶好の場所。
長者原ビジターセンター横には、ドライブインと日帰り入浴施設を兼ねた「長者原ヘルスセンター」も営業しています。
1階が大分名物の「とり天」、郷土料理の「だんご汁」なども味わえる食堂と売店、2階が浴場から三俣山や硫黄山を眺める日帰り入浴施設です。
例年、春先に『飯田高原の野焼き』が行なわれ、飯田高原の草原を保全しています。
もともと飯田高原は阿蘇同様に牧畜が盛んで、野焼きが行なわれることで、牧草を保全していました。
近年、酪農家が減ったことで野焼きも20年ほど途絶していましたが、草原が森林へと変わっていくため、希少動植物の保護や景観維持のために平成9年に野焼きが復活、域住民や地域団体のボランティアの手で『飯田高原の野焼き』が行なわれています。
長者原(やまなみハイウェイ) | |
名称 | 長者原(やまなみハイウェイ)/ちょうじゃばる(やまなみはいうぇい) |
所在地 | 大分県玖珠郡九重町田野 |
電車・バスで | JR由布院駅から九州産交バス熊本駅行きで42分、くじゅう登山口下車 |
ドライブで | 大分自動車道湯布院ICから約28kmで長者原駐車場 |
駐車場 | 長者原駐車場・ビジターセンター駐車場(450台/無料) |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag