JRグループは2025年10月31日(金)、「レール&レンタカーきっぷ」を2026年2月で販売終了すると発表しました。目的地周辺まではJRを利用し、そこからレンタカーを利用すれば、渋滞に関係なくドライブできるという目的で誕生のトクトクきっぷですが、今後はセットプランを活用することになります。
駅レンタカー単独の「駅レンプラン」は継続
JRと駅レンタカーを組み合わせたのが「レール&レンタカーきっぷ」。
乗車券の営業キロが201km以上(JRの出発駅から駅レンタカー所在駅までの営業キロが、最短経路で101km以上離れている場合)などの条件を満たせば、同乗者全員のJR線乗車券が20%割引、特急料金やグリーン料金等が10%割引となるかなりお得なプラン(年末年始などは対象外)。
しかも駅レンタカーは、各社のレンタカーが利用できるというメリットもあって、使い方によっては旅の強い味方になっていました。
「レール&レンタカーきっぷ」が廃止となっても駅レンタカー単独の「駅レンプラン」は継続。
インターネットによる予約で基本料金が10%割引となるサービスです。
JR東日本・JR北海道では、今後は「えきねっと+駅レンタカープラン」などの活用を想定しています。
JR東海・JR西日本・JR九州では、観光体験などを予約できる「EXサービス」の「EX旅先予約」でレンタカーを利用できる商品を発売しているほか、乗車当日まで新幹線の列車変更が可能な「EXサービス」の旅行商品「EX旅パック」でもレンタカーのオプション付のプランを発売しているので、実質的に「レール&レンタカーきっぷ」はお役目御免といった感じなのかもしれません。
なお、「レール&レンタカーきっぷ」は、2026年2月28日のレンタカー返却分までの設定で利用が可能。
| 「レール&レンタカーきっぷ」2026年2月で販売終了! | |
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