【無料で走れる高速道路】 国道23号・名豊道路

名豊道路

愛知県は高速道路網が充実していますが、トヨタなどの企業が多いため、産業道路も数あります。そのうちのひとつが国道23号(豊橋市〜名古屋市〜伊勢市)。そのうち名古屋〜豊橋区間は、名豊道路と呼ばれ、国道1号のバイパス的な存在。厳密にいえば自動車専用道ですが、信号もなく無料高速といえる存在です。

名古屋郊外から浜名湖まで信号なしで走行できる

名豊道路
名豊道路・蒲郡バイパスからは三河湾を眺望

蒲郡市内に未開通区間がありましたが、2025年3月に全線開通。
名古屋以西、三重県側の名四国道部分は、平面交差や信号も数多いのですが、名豊道路は豊明ICから豊橋(前芝IC)までは高架部分で、信号なし。
知立バイパス、岡崎バイパス、蒲郡バイパス、豊橋バイパス、豊橋東バイパスという地域高規格道路となっています。
さらに、豊橋東バイパスには豊橋浜松道路(前芝IC〜豊橋東IC)がつながり、国道1号に合流、浜名湖辺りまで信号無しで走ることができます。
厳密には高速道路ではなく、高規格の国道で最高速度も60km/hとなっていますが、片側1車線区間もあって、トラックの後を走ることも。
しかも岡崎バイパスなどはとくに平日には慢性的に渋滞するので、想像以上に時間を要することも。

中京圏のみならず京阪神から、三河湾、浜名湖などを目的にドライブする場合には、東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道を走り、豊明ICで国道23号・名豊道路に入るのもおすすめです。
通常時で名古屋〜浜名湖は、東名高速経由よりも20分ほど余分にかかりますが(豊明IC〜新居弁天ICは90km、1時間40分ほど)、なんといっても高速代は不要で、家計に優しい道路といえるでしょう。

トラックなどが比較的に少ない休日ならなおさらで、浜名湖辺りまでなら、快適にドライブできます。
しかも途中にある道の駅「にしお岡ノ山」は、サービスエリアのような雰囲気で、自慢の三河一色のうなぎ、抹茶などを味わうことができます。

【無料で走れる高速道路】 国道23号・名豊道路
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