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日本セメント東松山専用鉄道跡(遊歩道「まなびのみち」)

日本セメント東松山専用鉄道跡(遊歩道「まなびのみち」)

埼玉県東松山市にある東武東上線の高坂駅から日本セメント(現・太平洋セメント)の工場とを結ぶ専用線の跡が、日本セメント東松山専用鉄道跡。昭和30年10月に原料搬入のための専用線として敷設され、昭和59年7月31日に廃線になったもの。廃線跡は遊歩道「まなびのみち」などに転用されています。

廃線跡を中心に、遊歩道「まなびのみち」として整備

高坂駅西口から13kmにわたって日本セメント東松山専用鉄道跡を中心に一般道とを組み合わせて整備したのが遊歩道「まなびのみち」(太平洋セメントから寄付されたのを受け、東松山市がウォーキングルートとして整備)。
実際の廃線跡は、高坂駅西口の北側入口から悪戸バス停まで、そして高坂カントリークラブ北側の高本稲荷近くの2ヶ所。
化石と自然の体験館、市民の森、岩窟観音正法寺(坂東三十三観音第10番)、物見山公園、埼玉県こども動物自然公園などを結んで、「まなびのみち」を形成しているのです。

日本セメント東松山専用鉄道跡は、高坂構外側線(東武鉄道が管理)と呼ばれた日本セメント(現・太平洋セメント)埼玉工場への専用線で、セメントの配送がトラック輸送に転換したこと、昭和58年に武甲山から工場への原料輸送が地中式長距離(23.4km)ベルトコンベヤになったことを受けて、お役御免になっています。

日高市側のJR八高線・川越線の高麗川駅(こまがわえき)からも全長1.4kmの専用線が伸びていましたが、廃線跡は「ポッポ道」という遊歩道に転用されています。

日本セメント東松山専用鉄道跡(遊歩道「まなびのみち」)
名称 日本セメント東松山専用鉄道跡(遊歩道「まなびのみち」)/にほんせめんとひがしまつやませんようてつどうあと(ゆうほどう「まなびのみち」)
所在地 埼玉県東松山市
関連HP 東松山市公式ホームページ
問い合わせ 東松山市環境産業部商工観光課 TEL:0493-21-1427/FAX:0493-23-7700
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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